【女子バレーボール】【女子バレーボール】全員バレーで掴んだ勝利

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【女子バレーボール】秋季関東大学女子バレーボール1部リーグ戦 対松蔭大 10月6日 於・青山学院大学相模原キャンパス

◆結果◆

○青学大3-0松蔭大●

第1セット 25-16

第2セット 25-13

第3セット 25-11

◆メンバー◆
1.市川彩(総4)
2.堀内玲楠(国経4)
3.野嶋華澄(比4)
4.及川佑加(法4)
5.宮下聖果(総4)
6.島村 愛(総3)
7.高津友香(マ4)
8.立石優華(済4)
9.吉戸日菜子(法3)
10.   目黒安希(総3)
11    大崎千裕(比3)
12    山中宏予(法2)
13    浅川萌香(マ3)
14    河原山英莉(教3)
15    比金有紀(史2)
16.   二宮香菜(比2)
17    安久津実夢(総2)
18.   花澤佳奈(済2)
19.   佐藤彩乃(総2)
20.   須藤綾乃(心2)
21.   村松美月(国政1)
22.   住田帆志乃(比1)
23.   齋藤里紗子(社1)
24.   山崎 樹(総1)
25.   依田茉衣子(営1)
26.   井上芙香(法1)

前回の試合、青学大は3セットを連取するも、序盤は相手の勢いにのまれ、自分たちのバレーをすることができなかった。自分たちの勝ち方にこだわり、自分たちのバレーを常に追い求める青学大。今大会、第9試合目となる対松蔭大戦。どんな試合を見せてくれるのか注目が集まる。

〇第1セット

試合序盤、青学大の出だしは絶好調。序盤からまさに自分たちのペースを作り上げ相手に攻撃をさせない展開を作り上げた。初得点目はエース目黒のサイドアタック。ブロードを使い、鮮やかに相手コートにスパイクを打ち落とした。続いて1年生住田がサイドアタック、ブロック、さらにライン際を狙ったサーブで3連続ポイントを取り、さらに青学チームを勢いづける。1セット目から多彩な攻撃を繰り出す青学大が松蔭大をを圧倒し、松蔭大の攻撃、そしてディフェンスの歯車はかみ合わない。第1セット目ラストはサウスポー宮下が相手チームのディフェンスを強烈なアタックで打ち崩し、25-16で勝利を収めた。

 

初得点を決めたエース目黒

〇第2セット目

勢いそのままに臨みたい第2セット目。青学大初得点目はまたもや好調の目黒。相手の意表を突くクロスアタックを打ち落とす。さらに目黒は続けてサービスエースを決め連続ポイントを奪取する。試合中盤、サーブで体勢を崩しても花澤がトスでうまく立て直し、宮下が素早くクロスで決める、さらに続けて宮下がフェイントをうまく使い、技術的な面でも見せつけた。連続ポイントを積み重ね、25-16で2セット目を終えた。

素早くクロスを上げる宮下

○第3セット目

第3セット目に入り、青学大の勢いは止まることを知らない。初得点目は今大会3度目の初得点を決めた目黒。今大会、すべてのセットにおいて、よい流れの出だしは目黒から始まった。きれいなフォーム、素早い動きのアタックはまさに圧巻である。さらに続けて今大会1、2セット目で上手く機能してなかった青学大のブロックが決まり始める。相手のスパイクを何度も止め、相手に有効に攻撃させないプレイが見られた。前半を終えた時点で12-3と相手に3得点しか与えない。青学大ラストポイントも野嶋と花澤のブロックポイントであった。

得点を決めハイタッチを交わす

今大会、青学大がここまでも自分達のペースを上手く作り上げ、圧勝できた要因は何なのであろうか。

1つめは“コンビバレー”。みんなでボールをつなぎそしてセッターとアタッカーがお互いに息を合わせることによって繰り出されたスパイクに相手は手も足も出なかった。その要となった選手こそセッターの花澤である。先週の練習から自分がアタッカーに合わせてトスをあげる方法から、自分が打ち幅を広げたトスをあげ、アタッカーに選択させるという攻撃に変えた。「今日は上手くいった」と花澤は試合後に満足気に語った。セッターは一瞬の間に相手チームと自チームの状況を考えてどこにトスを出すのか瞬時に判断を下すまさにチームの司令塔的存在。さらに元々オールラウンダーであった花澤は相手コートに直接ボールを返す攻撃的な一面も見せる。「自分はスパイカーの気持ちも分かる。しかし、セッターとしてダイレクトで決められたのはリザーブの仲間達がゴーサインをくれるからこそ」とチームへ寄せる信頼も語った。

2つ目は“全員で攻め込むバレー”である。攻撃の面では、アタッカーを1人に絞って攻撃させるのではなく、次にどこにボールが来るのか、相手がわからないようにチームのアタッカー全員で攻め込む。また守備の面では状況ごとに対策を練る。そのために試合中、何度も皆で話して、そして案を出しあい自分達でプレーの選択肢を増やしていく。また観客席から見る選手達もコートの選手達に声をかけあっている場面が見られた。コートにいる選手、ベンチにいる選手、観客席にいる選手、まさに全員でバレーをし、全員で戦っているのである。「今日は自分達の戦略がうまくはまった。でもそれで満足してはいけない。今後に繋げるためにどんな状況でも出来るよう形にし、作り上げていきたい」と市川主将は試合後に語る。

常に考えて考えてバレーをし、どんどん進化を遂げて行く青学大女子バレーボールチームから、今後も目が離せない。(記事=鈴木美衣、写真=石岡亮 川上紗英)