【陸上競技】【陸上競技】三大駅伝開幕!出雲は悔しい5位

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第31回出雲全日本大学選抜駅伝競走 10月14日 於・出雲大社正面鳥居前(勢溜)~ 出雲ドーム

 

 

 

◆結果◆
1位 國學院大学 2:09:58
2位 駒澤大学 2:10:06
3位 東洋大学 2:10:09
4位 東海大学 2:10:18
5位 青山学院大学 2:10:51
6位 立命館大学 2:13:11
7位 帝京大学 2:13:49
8位 順天堂大学 2:14:04
9位 拓殖大学 2:14:18
10位 法政大学 2:14:20
11位 中央学院大学 2:14:36
12位 北海道学連選抜 2:16:17
13位 アイビーリーグ選抜 2:16:31
14位 関西学院大学 2:17:06
15位 皇學館大学 2:17:33
16位 北信越学連選抜 2:17:36
17位 愛知工業大学 2:18:45
18位 広島経済大学 2:19:02
19位 京都産業大学 2:19:54
20位 第一工業大学 2:20:34
21位 東北学連選抜 2:20:37
◆個人成績◆
1区 湯原慶吾(史2)24:35  (区間7位)
2区 岸本大紀(社1)16:16   (区間1位)
3区 吉田圭太(地3)23:58  (区間4位)*区間新記録
4区 神林勇太(地3)17:24   (区間1位)
5区 竹石尚人(総3)18:36   (区間6位)
6区 中村友哉(国経4)30:02     (区間5位)
青学大が、5位に沈んだ。出雲2連覇を目指し、箱根駅伝のリベンジを果たすべく臨んだ今大会。走り終えた選手らの顔には悔しさが滲み出ていた。

晴れ間を見せた出雲路に、号砲が鳴った。

1区を任されたのは、今回が駅伝デビューとなる湯原だ。スタートからグレ(北海道学連選抜)が飛び出す一方、3位以降は牽制し合い、スローペースな展開に。6㌔付近でようやく集団が縦長になり、湯原は3位集団に食らい付く。身体が揺れ、苦しい表情を見せたが、湯原の持ち味はここからの粘り。ラストは力を振り絞り、7位で襷をつないだ。

2区には期待のルーキー岸本を起用。襷を受け取ると攻めの走りで前を追う。中継所で12秒あった駒大との差を詰め1㌔付近で2位集団の後方につき並走を続けた。
大澤(東洋大)が追い上げを見せる中、岸本は集団に食らい付く。2位駒大との差を2秒に縮め、4位で吉田に襷を託した。
緊張を感じさせない落ち着いた表情で駆け抜けた岸本は、大学駅伝デビューながら見事区間賞。一躍「駅伝男」に名乗りを上げた。
相澤(東洋大)、浦野(國學院大)ら各大学のエースがひしめく3区を走ったのは青学のエース・𠮷田圭太。前評判通り、レベルの高いレースが繰り広げられた。その中で𠮷田も力強い走りを見せ先頭集団を快走。終盤で差され、僅差で4位に後退したものの、終始安定した走りを見せ、最後はともに半年間の留学生活を過ごした神林に襷をつないだ。
「最後に離されてしまって1位で繋ぐことができなかったので本当に悔しい」と振り返ったが、それでも23分58秒で久保田和真の持つ記録を上回り、区間新記録をマーク。全日本、箱根に期待のかかる走りを見せた。
襷を受け取るやいなや、神林は先頭集団の先頭につける。
3㌔過ぎからペースを上げ、國學院大、東洋大を突き放す。
残り1㌔で駒大の小林に差をつけられるが、ラスト数百メートルでさらにスパートをかけ、駒大と同着で襷を竹石に。
異国の地で鍛練した結果が身を結び、見事区間新記録を更新。
強い神林が帰ってきたといわんばかりの執念の走りを魅せた。

 

 

 

 

 

 同時に襷が渡ると、竹石は安定したフォームで粘り強くトップの駒大と並走する状態が続いた。残り3㌔地点に差し掛かると、中村(駒大)が攻めの走りを仕掛けて差が開き始める。
レース終盤、竹石は脚が上がらない様子を見せ、残り1㌔地点では東洋大の追い上げにかわされ、3位に。
最後は苦しい表情を見せつつも中継所までたどり着き、なんとか3位で襷をつないだ。
最終区6区は駅伝初出場の4年生、中村友哉。
序盤、東海大、國學院大が中村をとらえ、3位集団で並走。しかし、勢いに乗った土方(國學院大)が一気に仕掛け、差を広げられる。中村はペースをあげることはできなかった。
5位でのフィニッシュでゴールテープを切る中村の表情には、すでに悔しさが滲み出ていた。怪我に苦しみながらも今回掴みとった出雲の6区。懸ける思いも強かったのであろう。とはいえ、ペースを乱してもおかしくない状況の6区で大崩れせず完走したのは紛れもなく、4年間の積み重ねが一つの要因といえる。
3大駅伝初戦、惜しくも青学大らしく笑顔でのゴールとはいかなかった。
しかし、「駅伝男」に名乗りを上げた岸本、一昨年の雪辱を果たした神林が区間賞を獲ったことや、𠮷田がエース区間で区間新を出したことは、大きな収穫の一つだ。
次に狙いを定めるのは来月の全日本大学駅伝。苦しい三大駅伝開幕となったが、ここを乗り越えれば、新しく進化した姿を見せてくれるだろう。
(取材:圷彩那・嶋瑞希・竹石季緒・飯田達彦・髙橋瑞紀・布村優果・山本路葉)