【レスリング】【レスリング】東日本学生秋季選手権 F65掛川、大学初の表彰台!

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東日本学生秋季選手権 1125日~27日 於・駒沢屋内球技場

◆結果◆
【新人戦】
G63 堤孔一(営1)初戦敗退
G67 下出倭士(総2)2回戦敗退
G72 稲葉洋人(済1)2回戦敗退

 【選手権】
G97 後藤南斗(済3)第3位
F61 吉川貴紘(済3)2回戦敗退
F65 掛川修平(営3)第3位


日毎に寒さが加わるこの頃、駒沢屋内球技場では3日間にわたり学生大会が行われた。
新人戦にはグレコローマン3選手がエントリー。
63㌔級の堤は1回戦、自らの仕掛けでポイントを重ね試合を優位に進める。しかし4点リードで迎えた試合終盤、残りわずか数秒のところで投げ技を受けてしまう。これで相手に4点が入り、ビッグポイントの差で敗戦。悔いの残る初戦敗退となった。

 

67㌔級の下出は初戦から積極的に攻めの姿勢を見せる。4点の投げ技を2度決め、1PのうちにTフォール勝ち。周りからの祝福に本人も笑顔を見せた。
2回戦では1Pを持ちこたえたが、2Pに入って9点差を付けられTフォール負けを喫した。

 

72㌔級の稲葉は初戦、連続ローリングを決めわずか1分ほどでTフォール勝ち。
続く2回戦。一時はリードをするも、相手の巧みな攻撃に着実にポイントを重ねられる。攻勢をかけたい稲葉だったが、3-10でタイムアップとなり上位進出はならなかった。

 

選手権の部はグレコローマンに1人、フリーに2人が出場した。

 グレコローマン97㌔級の後藤は、同階級の出場選手が少ないこともあり初戦が準決勝に当たる試合となった。専修大・吉澤に開始1分で4点を許す展開。その直後、フォールを取られそうになるもうまくかわした。しかし、その後も流れを引き寄せることができず、1-10で敗戦。後藤は勝ち星をあげられなかったものの3位入賞を果たした。

 

フリー61㌔級に出場したのは吉川。初戦は慶應・竹越相手に安定した試合運びをみせ8-1で勝利した。2回戦は序盤から拮抗した展開に。開始20秒でバックを取られるも、吉川も負けじと1点を取り返す。しかし、相手のテクニカルな技の仕掛けが吉川を苦しめた。徐々に点差が開き1ピリオドで決着。1-12で敗れ、悔しい2回戦敗退となった。

 

フリー65㌔級には掛川がエントリー。初戦は2ポイントを着実に重ね、完封勝ちを収めた。2回戦は第2シードの手ごわい相手。昨年の対戦時は逆転負けを許しており、掛川自身もリベンジに燃えていた。1ピリオドを0-1で折り返すと、バックポイント、ローリングで点差を広げられる。しかし、「負けていても不思議と負ける気がしなかったというか、取れるっていう根拠のない自信がありました。」という掛川はラスト20秒を切ってからギアをあげる。残り少ない時間を有効に使い、5点の差をあっという間にひっくり返した。昨年の因縁の相手に6-5と逆転で勝ちをもぎ取り、見事リベンジを果たした。

 準決勝は日大・吉田との一戦。右わきからがっちりと組まれ、自由に動けない時間が続く。2点ビハインドで試合を折り返し、互いにポイントを取り合った。6-4とラスト20秒までリードを保ったが、そこから4ポイント、チャレンジの失敗が重なり、逆転負け。掛川は「キープする選択をとったのが間違っていた」と肩を落としたが、「呼吸からやり直します」とアニメ‘鬼滅の刃‘のセリフを交えながら早くも闘志を燃やしていた。

全体的に勢いを欠いた結果となったが、掛川の大学初の表彰台は大きな収穫だ。12月末には天皇杯全日本選手権が行われる。オリンピックをかけた熾烈な戦いに挑む青学大レスラー。大舞台での活躍を期待したいところだ。

(記事=長尾凜・下地早穂子、写真=長尾凜)


~以下、選手インタビュー

掛川選手

―第3位という結果について
第2シード破ってけっこう勢いに乗ってて、決勝まで残って優勝することが目標だったので、正直悔しいです。

 ―準々決勝について
去年の同じ大会で負けた相手でリベンジということでけっこう燃えていました。去年は逆転されて負けちゃったという感じで、今回は5-0で負けている状態からラスト30秒で6点取って逆転勝ちできたので、その試合に関しては自分でもよくやったなと思います。

 ―逆転して勝つことについて
感覚というか、負けていても不思議と負ける気がしなかったというか、取れるっていう根拠のない自信がありました。最後逆転技でフェイント入れてから攻撃っていうのが、自分の逆転パターンみたいなのがあって、それに相手がうまく騙されてくれたので取ることがっできました。

 ―準決勝で逆転されたときの気持ち
油断もあったんですけど、あの時間から自分がキープして終わらせようと思っていました。あの状態からあの技をしかけることは反則になったということが頭にあったので大丈夫だろうと思っていたんですけど、案の定その技をしかけてきて、それが反則と認められずに負けてしまいました。でも、やっぱり自分が楽なほうに逃げたというか、キープする選択をとったのが間違っていたかなと思いました。普通に倒していれば取れたので、今回の試合を反省して次の試合に繋げたいと思います。

 ―次戦は?
5月のリーグ戦まで空いちゃうので、オフシーズンの時にしっかり体を作って準備したいです。最高学年になるので、しっかりチームをまとめたり、自分に足りないところを伸ばしていけたらと思います。