【アメリカンフットボール】青学大ライトニング・中楯達也「なんとか一勝でもしたい」、闘志を燃やし続けた1年間

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青学大アメフト部・ライトニングの中で、ひときわ熱いハートを持つのはDL中楯達也だ。闘魂込められたタックルは毎試合、チームを勢いづけてきた。

チームを勢いづける

「なんとか1勝でもしたい」悔しさにじむシーズン

2019年度は2018年度よりも一段階上のリーグ(BIG8)で戦ったライトニング。中楯はBIG8のチームに「組織力」では負けないがフィジカルや作戦実行能力の部分で大きな差を感じたという。「世間から、初戦は日大でどうせ負けるんだろみたいな。案の定89-0で負けて。次の桜美林(戦)、横国(戦)もどうせ負けるんだろ、目に見えてわかっていたので。本当にそれが悔しくて、なんとか1勝でもしたいと思って」。中楯は勝利をなかなかつかめなかった状況を「泣いてばかりでしたね」と振り返る。

「背中で引っ張る」責任感

BIG8の難しさを痛感しながらもライトニングはリーグ戦全7試合を戦い抜いた。中楯は主力選手として「誰か一人が決めなければ(相手が)止まらない」と毎試合、果敢に相手に飛び込んだ。要所でタックル決め、チームのピンチを救った。試合に出ることができない部員や下級生がいる中で、「自分が背中で引っ張っていかないとディフェンスとしては成り立たない」と責任を持ってプレーすることで中楯自身も成長した。

タックルで相手を止める中楯 勇敢な姿が印象に残る 入れ替え戦の勝利はうれしさよりも安どのほうが大きかったという

そして、大学最後の試合となった成蹊大との入れ替え戦。ディフェンスラインは序盤から安定した守りを見せた。中楯や竹内(凱)のタックル、高津(直矢)のパスカットが光り、相手に1点も許さなかった。緩鹿監督は「完璧な出来」とたたえ、中楯は「最後の最後けっこういいディフェンスが完成したのではないか」と笑顔を見せた。

「今年1年で見違えるほど成長したので。来年も楽しみです。TOP8目指してがんばってください」と後輩に夢を託す

悔しさに負けず、闘志を燃やし続けた中楯。勇気あふれる姿で最後の最後まで戦い抜いた。

(記事=大澤実玖)