【レスリング】【レスリング】天皇杯、最高順位は山本の第5位といまひとつ…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

天皇杯 全日本レスリング選手権 12月19~22日 於・駒沢体育館

◆結果◆
グレコローマン
63㌔級
山本真聖(済2) 5位
82㌔級
谷口空良(営2) 予備選敗退
藤井達哉(済4) 予備選敗退、全日本学生連盟最優秀選手賞

フリー
65㌔級
土屋佑斗(総3) 1回戦敗退
松田健悟(職員) 1回戦敗退
74㌔級
成國大志(営4) 1回戦敗退
三木雄平(済3) 1回戦敗退

女子
50㌔級
加賀田葵夏(マ4) 準々決勝敗退
澤田千優(総4) 予備選敗退
65㌔級
木村夕貴(済4) 予選敗退

4日間にわたり、日本一の座をかけ、そして迫る東京オリンピックの出場権をかけた熱い戦いが繰り広げられた。
青学大からは10名が出場。グレコ63㌔級山本の第5位が最高順位となった。

〈グレコ63㌔級〉
山本は初戦、流れの中から2点を先制すると、パッシブポイントを加え3点リードで2Pへ。一時は同点とされるも、残り40秒で勝ち越し勝利する。
準々決勝は実力者を前に為す術なく、1PのうちにTフォール負けとなった。
敗れた相手が決勝へ進んだことを受け、翌日は敗者復活戦へ。
初戦は自分から積極的に試合をつくり、5-0の完封勝利を収める。3位決定戦はTフォールで敗れたものの、初の全日本で5位という成績を残した。

山本

〈グレコ82㌔級〉
グレコ82㌔級には藤井と谷口が出場。
藤井は第1P中盤、消極的とみなされ失点。立て続けに2点を与えてしまう。その後も苦しい体勢から技を決められた。
第2P。巻き返しをはかりたいところだったが、前半で痛めた首の影響でなかなかしかけられず。最後は4点の技を決められ終了。0-11で敗れ、大きく肩を落とした。

谷口は77㌔級とともに2階級での出場権を持っていたが、より重量級を選択。体をたたき、自らを鼓舞してマットに上がった。しかし、開始早々首を固められ、投げ技を決められる。そのままグラウンド体勢に持ち込まれ自らノックアウト宣言。1分足らずでフォール負けを喫した。試合後は「体格、パワーが全然違う。歯が立たなかった。」と悔しさをにじませた。

藤井はインカレ3連覇を果たし上位進出が期待されていたが、両選手とも悔しい1回戦敗退となった。

藤井
谷口
〈フリー65㌔級〉
土屋は初戦で国体準優勝の阿部(サコス)と当たるが、臆することなく開始から積極的に攻め、序盤に4点のリードを奪う。しかしこれに相手も黙ってはおらず、1Pのうちに逆転されてしまう。後半巻き返したいところだったが、相手の巧みな試合運びに翻弄され、1分を残してTフォール負けを喫した。
松田は従来の70㌔級からひとつ階級を下げての挑戦となった。
初戦は拮抗した試合に。パッシブポイントや場外ポイントなど、小さな得点の取り合いとなる。どちらに転んでもおかしくない展開だったが、最終スコア2-3で惜敗した。

土屋
松田

〈フリー74㌔級〉
74㌔級には成國と三木が登場。
成國は予備戦で昨年度フリー70㌔級王者を無失点のTフォールで圧倒し1回戦へ。
1回戦では先月の全日本大学選手権を制した川畑(東洋大)と顔を合わせた。お互いにらみ合う展開が続いたが、要所要所でポイントを獲得した成國リードで試合は終盤へ。しかし、残り30秒で相手に勝ち越しを許し敗戦。優勝候補にも挙げられた成國だったが、あまりにも早い敗退となった。

三木は初戦を判定勝ちで危なげなく突破。しかし2回戦で今大会を優勝することとなる乙黒(自衛隊体育学校)とぶつかり、無得点のままTフォール負けを喫す。
翌日の敗者復活戦に回ったが、試合時間残り20秒のところで10点差をつけられTフォール負けとなり表彰台には届かなかった。

成國
三木

〈女子50㌔級〉
女子50㌔級に出場した加賀田と澤田は、奇しくも同じブロックに入る。
澤田は1回戦から、今年度インカレ決勝で敗れている吉元(至学館大)と激突。今まで一度も白星を挙げたことのない相手に食らいついたが及ばず。得点が奪えないまま1P終了間際にTフォール負けを喫した。
第4シードの加賀田は準々決勝からの登場となり、澤田を破った吉元とベスト4を争った。
1Pは互角の戦いを展開し、パッシブポイントの1点ビハインドで試合を折り返す。後半で巻き返したいところだったが、テークダウンからローリングを許し一気に突き放される。相手の堅い守備を最後まで崩すことができず、無得点のまま判定負けとなった。

澤田
加賀田
〈女子65㌔級〉
女子65㌔級には木村が出場。
出場選手が8名以下だったため、予選はノルディック方式(2組に分かれて総当たり戦をしたのち、各組から上位2名が決勝トーナメント進出する)で行われた。
1回戦の相手は至学館大・類家。実績のある相手に着実にポイントを重ねられ、Tフォール負けを喫した。
2回戦は前半にバッグポイントを許すも、粘りをみせる。若い高校生相手に最後まで果敢に挑んだが、得点とはならなかった。

木村
惜しくもオリンピック出場権を獲得する選手はいなかったが、日本トップクラスの選手相手に堂々と張り合う姿があった。

今大会で4年生は引退し、新体制となってスタートをきる。さらなる高みを目指して青学大レスラーは成長していくだろう。

引退する4年生

(記事=長尾凜・下地早穂子、写真=長尾凜)

~以下、選手インタビュー~
藤井選手


―今大会を振り返って
優勝目指してやっていたんですけど、途中ケガもあったりして一回戦負けという結果に終わってしまって、すごく悔いの残る大会かなとは思いますね。
―主将として、今大会のチームの結果をどう思いますか
本人たちも感じているとは思うんですけど、だれも納得いく結果に終われた人はいないんじゃないかなと思います。もうちょっとで勝てる試合だったり、もう少し攻防していればと思うような悔いが残る試合だったと思います。悔いは残ってると思うんですけど僕らより下の代もいるので、これからの大学生活で修正していってくれればなと思います。
―今シーズンのチームの良さ
僕が4年間いた中で、これまでになかったぐらい明るいチームだったと思いますね。雰囲気の良い中で練習とか試合をさせてもらったのはすごく良かったなと思います。
-同期へ最後にメッセージ
とりあえず4年間ありがとうということと、みんなバラバラになってそれぞれの道に行くんですけど、その中で4年間培ってきたことを生かしてくれると期待しています。
またみんなで会えたらうれしいなと思います。次会ったときはたからせてください。みんなお金持ちになってることを期待してます。(笑)―4年間の競技生活を終えて
そうですね、青学を選んでよかったなというのはすごく思いますし、あと4年間すごく早かったです。この後何年でもやっていたいですけど、限りがある中でやるのも大切だと思うので、大学でのレスリング生活というのはやり切ったかなと思いますね。
―今後の意気込み
これからは良くも悪くも自分との戦い、チームのことを考えながらやるのはこれで終わりなので、どこまで高みを目指せるかだけなので、強くなることが自分のためにも、会社のためにもなると思うので、そこの責任を持ちながら勝てるように頑張っていきたいなと思います。