【陸上競技】【陸上競技】藤森が100mを制す!収穫の多い全カレに

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天皇賜盃 第85回 日本学生陸上競技対校選手権大会 於熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

◆結果◆
☆1日目

【女子4×100mR予選】
〈5組〉1着 青学大(高森真帆(マ3)-足立紗矢香(社2)-島田沙絵(教4)-藤森安奈(教4)) 45秒46=決勝進出

【女子400m予選】
〈2組〉5着 三藤祐梨子(済3) 56秒65=予選敗退

【女子100m予選】
〈5組〉4着 島田沙絵 12秒25 =予選敗退
〈6組〉1着 藤森安奈 11秒77 =準決勝進出
〈7組〉5着 足立紗矢香 12秒21 =予選敗退

【女子100m準決勝】
〈1組〉1着 藤森安奈 11秒82 =決勝進出

☆2日目

【女子100mH予選】
〈5組〉3着 坂本美優(済4) 13秒91 =準決勝進出

【男子110mH予選】
〈3組〉6着 岸一輝(院1) 14秒49=予選敗退

【女子200m予選】
〈2組〉6着 高森真帆 25秒08 =予選敗退
〈4組〉1着 藤森安奈 24秒27 =準決勝進出

【女子800m予選】
〈1組〉8着 奥田静香(史2) 2分19秒75 =予選敗退

【男子800m予選】
〈2組〉1着 齋藤未藍(経シス3) 1分50秒94 =準決勝進出
〈4組〉8着 棗大吾(法3) 1分55秒53 =予選敗退

【女子400mH予選】
〈5組〉2着 松岡奈央(総2) 59秒79 =予選敗退

【女子100m決勝】
1着 藤森安奈 11秒83

【女子4×400mR予選】
〈1組〉1着 青学大(奥田真澄(教2)-畑澤桃香(営4)-上村希実(教1)-三藤祐梨子) 3分44秒44 =決勝進出

【男子4×400mR】
〈3組〉5着 青学大(吉田知央(院2)-冨田恭兵(物4)-岸一輝-藤岡壱成(国3)) 3分10秒60

【男子800m準決勝】
〈3組〉3着 齋藤未藍 1分50秒45 ※2着以下タイム上位2名に入り決勝進出

【女子4×100mR決勝】
3着 青学大(高森真帆-足立紗矢香-島田沙絵-藤森安奈) 45秒58

【男子5000m決勝】
3着 一色恭志 13分54秒60
6着 田村和希 13分58秒16
13着 茂木亮太 14分18秒13

☆3日目

【女子200m準決勝】
〈1組〉DNS 藤森安奈

【女子100mH準決勝】
〈3組〉6着 坂本美優 13秒97 =準決勝敗退

【男子800m決勝】
6着 齋藤未藍 1分50秒84

【女子走幅跳決勝】
6位 今濱美咲(マ1) 5m93

【女子4×400mR決勝】
7着 青学大(杉浦はる香(済3)-畑澤桃香-上村希実-三藤祐梨子) 3分43秒77

9月の2日から3日間、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催された日本学生陸上競技対校選手権大会。短距離ブロックからは女子100mで藤森安奈が優勝に輝き、その藤森がアンカーを務めた女子4×100mRでは3位で表彰台に上った。また、長距離ブロックでは男子5000mで一色恭志が3位に入った。

短距離ブロック
男子は、110mH、4×400mR、800mに出場。110mHには岸一輝が出場したが、予選で6着と思うような結果が出せず予選敗退となった。
4×100mRは吉田知央-冨田恭兵-岸一輝-藤岡壱成の布陣で挑んだ。予選5着となり、決勝進出はならなかったが3分10秒60という青学記録となる好タイムを出し、日本選手権リレーA標準を突破。10月28日~30日に行われる日本選手権リレーへの出場を決めた。
800mには棗大吾と齋藤未藍が出場。棗は予選敗退となったものの、今季自己ベストを更新し、調子の良さを感じさせる齋藤は順当に予選1位で準決勝に進む。準決勝でも序盤から積極的に攻め、最初の400mを先頭で引っ張る。その後一時は4位まで順位を落とすものの倒れこみながらなんとか3着でゴール。決勝進出が無条件に決まる2着以内に入れなかったものの、タイムで拾われ決勝進出を決めた。決勝では1分50秒84でゴールし6位入賞。
斉藤さん
去年の全日本インカレで悔しさを呑んで以来、ずっと目標にしてきた今大会での決勝進出を果たし、満足のいく結果を残した。

女子は100m、200m、400m、800m、4×100mR、4×400mR、100mH、400mH、走幅跳に出場。100mには島田沙絵、藤森安奈、足立紗矢香の3名が出場。関東インカレで表彰台を独占した3人だけに強い期待がかかったが、予選5組で出場した島田は12秒25で4着、予選7組で出場した足立は12秒21で5着とタイムが伸びず悔しさの残る予選敗退となった。一方の藤森はシーズンベストとなる11秒77の好タイムを出し、準決勝進出。勢いに乗った藤森は準決勝でも組1着でゴールし、順当に決勝へと駒を進めた。ついに迎えた決勝の舞台。独特の緊張感が高まる中でレースが行われた。前半はほかの選手にリードを許す展開になるが、後半にかけ徐々にスピードに乗り、追い上げを見せる。最後まで誰が1着かわからない混戦模様のままゴール。結果は2位と0.01秒差での優勝。「ずっとこの大会の優勝を目標にしていたので、自分の名前が1番最初に出た時は信じられないくらいうれしかった」と2年ぶり2度目の全日本インカレ優勝を喜んだ。
藤森さん
藤森さん表彰台
4×100mRには、高森真帆-足立紗矢香-島田沙絵-藤森安奈の4人で挑んだ。組1着で予選を危なげなく通過し、迎えた決勝。学生記録と優勝の両方を目指し、バトンをつないだ。しかし結果は3位。表彰式では涙を流し、悔しさが残る結果となった。
4×100リレー
リレー表彰台
200mには高森真帆と100mに続き藤森安奈が出場。高森は25秒08とタイムを伸ばせず、予選敗退となった。100mを制した藤森は200mでも安定の走りを見せ、組1着で予選を通過。しかし翌日の準決勝は欠場となった。

400mには三藤祐梨子が出場し56秒65で5着、800mには奥田静香が出場し2分19秒75で8着、400mHには松岡奈央が出場し59秒79で2着となり予選通過はかなわなかった。
100mHには坂本美優が出場。予選でシーズンベストとなる13秒91をマークし、準決勝に進出した。しかし準決勝では予選よりタイムを落として6着。決勝進出はならなかった。

4×400mRは奥田真澄-畑澤桃香-上村希実-三藤祐梨子の布陣で予選に臨み、組1着で決勝進出を決めた。予選では出場が無かった杉浦はる香が第一走者に入った決勝。その杉浦は序盤から飛ばしレースを進め、続く畑澤は6位で第三走者の上村にバトンパス。そのまま6位で最終走者三藤にバトンがわたるが、3分43秒77の7着でレースを終えた。目標としていた3分42秒台を出すことはできず、課題が残った。
4×400m
走幅跳に出場した今濱美咲は5m93を跳び、見事6位入賞を果たした。
今濱さん

長距離ブロック

長距離ブロックからは一色恭志、田村和希、茂木亮太の3選手が5000m決勝に挑んだ。序盤、中央学院大学の横川が一人抜け出し、青学大の3選手は大きな第2集団でレースを進める。中盤になり、青学大の選手が身を置く集団が先頭に立ち、一色は良い位置で安定したレースを展開。4000mを通過し徐々に先頭のペースが上がる中、一色、田村は1位集団にくらいつく。最後の一周に入った時点で4位に位置していた一色は、ゴール直前で早大・新迫をかわし3位でフィニッシュ。意地の走りで表彰台を掴んだ。田村も6位入賞、茂木は13位という結果となった。
一色さんレース中
一色さん表彰台
短距離ブロック、長距離ブロックともに結果を残した青学大。今後の戦いぶりにも注目だ。(笠原優香)

選手コメント
◆藤森コメント◆
(100m優勝の気持ちは?)
ずっとこの大会の優勝を目標にしていたので、自分の名前が1番最初に出た時は信じられないくらいうれしかったです。
(レース内容を振り返って、調子など)
すごく調子がよくて、その分タイムが悪かったのでそこは反省点なんですけど、これからの試合の手応えはすごくあるので、今回は調子が良かったです。
(タイムが伸び悩んだ原因は?)
本数が多かったので仕方ないとは思うんですけど、決勝でスタートを失敗してしまって、前半すごく遅れてしまったので、それが大きいかなと思います。絶対に負けたくなくて、1位しか絶対にほしくないと思って、アップからずっとしていたので必死に走りました。
(ゴールの瞬間を振り返って)
(隣)が少し前に見えたので、最後はもう前に体を突っ込むというか、ゴールのところは突っ込みました。
(リレー3位をどうとらえているか?)
優勝を狙っての3位だったので、悔しいですけどバトンは完璧だったのでただただ走力不足だなと感じました。
(日本選手権リレーに向けて)
青学として走る最後のリレーになるので記録、歴史に残る、学生記録を狙って歴史に残るタイムを出したいです。
(自身の目標)
来年の世界選手権の日本代表になれるように今年の秋と来年の春を大事にしてタイムを出してアピールしていきたいです。

◆島田コメント◆
(100mについて)
調子自体はしっかり調整練習もできていたんですけど、自分を自分を追い込んでしまったというか、気持ち的に勝たなくてはいけないという気持ちに押し負けてしまってそこの弱さが出てしまって後半の方では隣の人が出てきてしまって、体がこわばってしまってなかなか前に進めないレースをしてしまったのでそれはしっかり反省して次に生かしていきたいです。
(リレーについてで3位だったことについて)
学生記録と優勝を目指してずっとやってきていたのでそれはどっちも達成できなかったので悔しい3位なんですけど、100mよりは何とか立て直せてバトンをつなぐことができたのでそれは自分の中で1つの収穫になったと、バトンが今回は全部上手くいったので次の最後の大会にもいい形でつなげられたかなと思います。
(今後の課題)
まだパワーだとか、他の大学に比べると粘りだとか馬力という部分が足りないと今回感じたので、筋力とか、もう少し積極的に走りこんだりという練習が足りなかったと思うのでそこは一人ひとり積極的にやっていけたらいいなと思います。
(個人の目標)
今シーズンは大きな大会が個人としてはないんですけど、しっかり練習を積んで記録をしっかり狙っていきたいのと、来年もまだ競技を続ける予定なのでそこで今度こそは全国大会の上位をめざしてやっていきたいと思います。

◆足立コメント◆
(100mについて)
スタートで置いて行かれてしまって後半いつも粘って追いつく形のレースになるんですけど、うまく追いつけなくて記録につながらなかったなというレースでした。
(リレーで意識していたこと)
バトンをしっかりつなげようという気持ちで思い切り走ろうと思って臨みました。
(リレーを振り返って)
もう少し自分の走りができたらなと思っています。
(持ち味は?)
後半あまり落ちないところが持ち味なんですけど、そこはできたかなと思います。
(目標は?)
個人では次の大きな大会は国体になるので国体で記録が出るようにまた調整していきたいです。リレーは日本選手権リレーがあるのでそこに向けてしっかりちゃんと走れるように頑張りたいです。

◆高森コメント◆
(200mについて)
目標は決勝に進出して表彰台に上ることだったので予選落ちという全然届かない結果で悔しかったです。
(強みは?)
200mの後半で最後もう1段階ギアを上げるところが強みなんですけど、それが発揮できなかったので、今回は強みが発揮できない大会になってしまいました。
(リレーについて)
もう少し自分のスタートを決めて前に出たかったなっていうのと、(藤森)安奈先輩と(島田)沙絵先輩とつなぐ最後の全カレだったので優勝して一番高いところで一緒に笑いたかったなっていう思いで悔しい気持ちでいっぱいです。
全力が出し切れてこの結果ならっていうのもあって、全力を出し切れなかったなっていう悔しさと、先輩たちが泣いているのを見て金メダルをかけてあげたかったなっていうので涙が止まらなかったです。
(先輩たちは大きい存在?)
そうですね。自分たちが一年生で初めて全カレに出場したのがこの熊谷で、ここでリレーで優勝したので同じ景色をもう一度見たかったなっていう思いです。
(目標は?)
日本選手権リレーは学生記録の44秒80を更新することで、個人は100mの走力が一年生の時よりも遅いので、100mと200mのどっちも自己ベストの更新を目指して頑張りたいと思います。

◆齋藤コメント◆
(今大会を振り返って)
今回の全カレは、去年の全カレでボロボロでそこから来年は決勝に行くと決めていて、今回は決勝進出を目標にやってきて結果的に決勝に進出できたので自分的にはそこそこ満足した大会になりました。
(準決勝を振り返って)
ゴールした時は3着だったので、決勝進出は無理だなと思ったんですけど電光掲示板をみてタイムが分かって、あ、決勝行けたんだなと思ってすごいうれしかったです。
(今季好調の要因)
3年生になってから特に練習を変えたとかいうわけではなくて、1、2年生の時の練習の積み重ねが今になって自己ベストにつながったのかなと思います。
(今後の目標)
タイム的には秋は1分50秒を切って、1分49秒台を出したいというのと、一回この全カレの結果は忘れてちゃんと決勝で勝負して表彰台に上れるように来年に向けてまた練習をしたいともいます。

◆三藤コメント◆
(4×400mリレーを振り返って)
すごく調子はよかったのでチームベストを狙ってたんですけど個人的にタイムがすごくよくなくて、前半、他のチームがすごく速くてついていけなくて、最後も粘れなかったのはすごく悔しかったです。表彰台は狙ってたんですけど、足元にも及ばないという感じでした。
(関東新人に向けて)
去年優勝したので2連覇がかかっていて、秋に先輩が抜けて新しいスタートとなるのでまたそこで2連覇して来年につなげていければと思います。3分40秒をとりあえず出したいです。

◆畑澤コメント◆
(4×400mリレーを振り返って)
タイム的にはもう少し上のタイムを狙っていたので、予選よりは上がったんですけど、ちょっと納得のいっていない部分があります。順位も絶対3番以内に入りたかったんですけど、目標タイムを出せていれば3番以内には入れていたのでそこが悔やまれるところです。
(目標タイムというのは?)
42秒台です。
(走りを振り返って)
前半から突っ込んでいこうと思って、それで途中を楽に行こうかなと思ったんですけど、あまりにも周りのレベルが高すぎてずっと突っ込んだままだったので、自分のレベルの低さというかスピードの足りなさを実感したというか、そんなレースでした。
(日本選手権リレーに向けての意気込み)
そこまでにはあと1ヶ月と少しあるので、バチバチ追い込んで3番以内、できれば優勝を目指してがんばっていきたいと思います。タイムは40秒台を目標にいきたいです。

◆上村コメント◆
(リレーを振り返って)
予選よりもラップタイムを上げることができたんですけど周りの大学生のレースの経験値の高さというかレース展開の上手さとかが自分には全然備わっていなくて、作戦負けじゃないですけどもっと行けたところで行けなかったり、後悔が残る悔しい試合でした。
(先輩の存在は大きい?)
緊張しているときは手をつないでもらったりして、レースも引っ張っていただいてすごく頼れる先輩ばかりです。自分もそんな風に後輩を引っ張っていけるように頑張りたいと思っています。
(目標は?)
自分はメンタルが弱いのでしっかり練習の中でも、練習一本一本でも負けないという気持ちを普段からしっかり作って、試合のときは緊張して委縮しないようなメンタルづくりを日本選手権リレーで表彰台に乗るためにやっていきたいと思います。

◆杉浦コメント◆
(レースを振り返って)
予選は走らなくて決勝からメンバーに選んでいただいて走ることになったんですけど、一走ということで一番で(畑澤)桃香先輩にバトンを渡していい流れを作ろうと思って走ったんですけど、自分の力不足で一番でバトンを渡せなくて、情けない走りをしてしまったなと反省することが多いレースだったなと思います。
(調子は?)
最近調子は上がってきていて、いいタイムを狙えるかなというところは自分でもありました。
(次の目標は?)
今日の試合で私の課題になる点がいろいろ見つかったので日本選手権リレーの10月の末までに練習をいっぱい積んで日本選手権リレーでは桃香先輩とも走るのが最後の試合になるのでいい形で終われるように頑張っていきたいです。
(練習で深めていきたいところ)
後半が持たないので今は短い距離の練習をたくさんやっているんですけど、少し長い距離の練習も取り入れて後半バテずにみんなについていくというかみんなを抜くくらいの伸びが出るような走りができるように練習していきたいなと思います。