【サッカー】【サッカー】全国16強!後期リーグに手応え

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第41回総理大臣杯全日本大学トーナメント 2回戦 9月4日 於・J−GEEN堺メインフィールド
◆結果◆
青学大●2-3○大体大
(前半)0-1
(後半)2-2
得点者
51分 小田寛貴
90+4分 椿健太郎
◆メンバー◆
GK
12北原慶太(2年)
DF
3池庭諒耶(2年)
4中島康輔(4年)
6佐藤凌輔(2年)
17椿健太郎(3年)
MF
7山田武典(4年)
8瀬川泰樹(3年)→79分 18木村快(3年)
10小泉佳穂(3年)→69分 16尾ノ上幸生(2年)
11小田寛貴(4年)→90+2分 5小田倉 康太(4年)
FW
9窪園大地(4年)
29菅原大雅(1年)→66分 13大竹颯(2年)

勝てばベスト8進出が決まる一戦の相手は、関西の強豪・大体大。フィジカルで上回る相手に対し、青学らしさを貫き勝利を目指す。

大体大の部員がスタンドを緑に染め、完全アウェイの中試合が行われた。

「入りが固かった」と選手たちが口々に言うように、序盤は相手の早い寄せに苦しめられる。
そんな中、5分の青学大の攻撃。テンポ良いパス回しから最後は窪園がシュートを放つも、DFのブロックにあう。


対する大体大は9分、枠を捉えたシュートは北原がファインセーブでゴールを割らせない。
13分、小泉のシュートはDFにはね返されるが、こぼれ球に反応したのは佐藤。しかしシュートはゴール左へそれてしまう。
16分、中盤のミスからボールを失うと相手は左サイドに展開。中央への折り返しに合わせられたボールは、北原の頭上を越えてゴールへ吸い込まれた。
ゲームのカギとなる先制点を奪われ、攻めるしかなくなった青学大は果敢に相手ゴールへと迫る。
27分、左サイドから瀬川の折り返しを中央の窪園がフリーで受けるが、シュートはバーの上を大きく越えていく。


その1分後、中盤で瀬川の個人技から山田へと繋ぎ、前線へパスを供給。これを小田が遠目から狙うが、GKに止められる。
33分には小泉のスルーパスに菅原が抜け出し決定機を迎えるが、わずかにあわずシュートに至らない。


アディショナルタイムに右サイドいい位置からのFK。キッカー山田が左に巻いたボールで直接狙うがわずかに枠を外れる。
終盤はいい形を何度も作ったが決めきれず、1点ビハインドで試合を折り返す。

青学大は後半開始から果敢に前線に攻め込む。46分左サイドから小田が仕掛けシュートを放つが惜しくもゴール左上を通過する。

その後も相手陣内でプレーする時間が増え、青学大のサッカーをする。
そして51分、ピッチ中央でボールを持った山田が右サイドへロングボール、それに普段左サイドでプレーしている小田が抜け出し、左足を振り抜き見事同点ゴール。

小田はこれで今大会2試合で4得点と絶好調。存在感を見せつけた。

その後も立て続けに攻撃をするが逆転弾は遠い。そんな中一瞬の隙で、61分に左サイドからのクロスに合わせられ勝ち越しを許してしまう。
後のない青学大は選手交代をして流れを変える。75分には大竹が裏に抜け出しシュートを放つがキーパー正面に。


81分にはSBの佐藤が右サイドを駆け上がりミドルレンジから狙うがブロックされてしまう。


続く82分、ゴール前で得たフリーキックを、「悔いがないように」と山田が直接狙ったがゴールを奪えない。


アディショナルタイムは4分でまだ時間があると思われた最中、自陣DFの裏に出されたスルーパスに反応した相手FWを佐藤が倒してPKを与えてしまう。そのPKを確実に決められ絶望的な点を許してしまったが、途中出場のチームキャプテン小田倉は諦めなかった。
試合再開後、小田倉がゴール正面でファールを誘う。キッカーはここまでチームを引っ張ってきたゲームキャプテン山田。相手の裏へのチップキックに反応した椿が押し込み土壇場で1点差に詰め寄る。

しかし残された時間はわずかであり、反撃は実らず無情にも試合終了のホイッスルが鳴らされた。


関東予選となったアミノバイタルカップで前回王者・明大を倒し、関東2部からの出場となった今大会。選手たちは死闘を繰り返し、3年ぶりの全国の場で16強入りを果たした。2週間後には後期リーグ戦が始まるが、この全国での経験を味わった青学大サッカー部のさらなる躍進に期待したい。(森田浩徳・長尾凜)

〜以下、監督・選手コメント〜

流郷監督

—試合振り返って
負けてしまったので、それが悔しいということですね。自分達にチャンスがなかったわけではないので、もう一踏ん張りしたり、もう少し力をつけないと勝ち切るまではいかないのかなと思います。

—相手は大柄でフィジカルの強いチームだったが対策や指示はあったか
まずは青学のサッカーをして、その中でチャンスを作っていこうということでした。仮に想定以上のフィジカルの強さだとしても、慌てなければどうにかなるということを皆に伝えて送り出しました。

—小田倉を投入した意図
パワープレーですね。単純にゴールに迫るしかない状況なので、何か事故を起こしてやろうという思いで入れました。

—2試合4得点と絶好調の小田をどう見るか
いい経験になったと思います。今日のような厳しい相手からも点が取れましたし。あとはもう何回かチャンスがあったところでの”質”というのは、もう少し高めていく必要があると思います。

—後期リーグに向けて
リーグ前にこのような公式戦ができたので、初戦から自分たちの持っているものを出せるような準備をして戦いに臨みたいと思います。

小田倉選手

—試合の総括
立ち上がりを大事にしようとチームで言っていたのに先に失点してしまったので、そこは反省しなければいけないと思います。でも後半小田が決めてくれて、そこから流れを持ってくる時間帯もありました。2失点目は、相手の攻撃が高くてやられてしまったんですけど、悔しい試合になりました。

—本来のポジションではなく前線に投入されたが
自分が競って、そのセカンドボールをFWの2人が繋げていくことを役割として入りました。結果的に2点目の椿の得点につながるファールをもらえたのでそこはよかったと思います。

—今大会を振り返って
この予選であるアミノバイタルカップから自分は試合に出場することはほとんどなくて、外からチームを鼓舞したり盛り上げたりする役割が多かったので、そういう部分では仲間に連れてきてもらったという方が大きいです。(4年間で)最後の総理大臣杯が終わって引退までに残すのは後期のリーグ戦しかないので、ここから自分が試合に出てチームをプレーで引っ張っていけるようにやっていきたいと思います。

—後期リーグへの意気込み
自分たちは1部昇格を目標にしているけれど、現時点では1位2位と勝ち点が相当離れている状況なので、遠いところを見つめるのではなく目の前の一試合一試合を大事に戦って勝ち続けるしかないと思います。そういう思いでまた向こうに帰って一からやっていきたいと思います。

小田選手

—試合の総括
試合の入りが固く、押し込まれる部分と札幌大戦よりも寄せも球際も早かったので、適応ができませんでした。試合中に少しずつ慣れ始め、後半の入りから青学大らしさや自分たちのサッカーができるようになりましたが、結果として負けてしまったのですごく残念です。

—1点目について
ゴール前でボールをもらったら自分でシュートを狙いに行くつもりでいました。その中で、普段とは違う右サイドでボールを受け、足をしっかり振ったらゴールできたのでよかったです。

—フィジカルの強い相手で改善点などは
1回戦にスカウティングされていて、僕のところに相手がよく集まっていました。自分が1人で相手が2人いたとしても、別の選択肢や個の能力が足りなかったのは実感しました。試合中は技術とか運動量でチャンスが生まれると考えていました。

—今大会振り返って
チームとしても個人としても、できるとこできないところを痛感できました。ベスト16で終わってしまったのは残念ですが、今大会の反省と個やチームの良いところを後期リーグ戦に活かしていけるようにしたいです。

—後期リーグ戦に向けて
7位でリーグ折り返して、夏を乗り越えチームが大きくなったと思うので、始まるまであと2週間しっかり準備して、勝ちを重ねていけるように頑張ります。

山田選手

―試合の総括
相手が格上という意識をもって試合に臨みました。試合の入りからいい勝負ができていたと思いますし、チーム全体としてボールを動かすこともできました。しかし課題であった試合の立ち上がりでは、少し硬さが出てしまい、ミスも出てしまったのかなと思います。中盤にかけては僕のミスが失点につながってしまったりと、落ち着かなければいけない選手が失点に絡んでしまったのが痛かったです。後半なんとか追いつきましたが、相手の個人技で勝ち越されてしまったという点で決定力の差が浮き彫りになりました。

―後半は攻めていたように見えたが
単に相手が引いてくれたということです。そこで僕らがボールを持てるようになり、チャンスをもっと作りたかったが決定力というところがチームとして足りなかったのかなとは思います


―セットプレーのキッカーを務めるシーンが多く見受けられたが
(直接狙ったフリーキックは)外してしまいましたが、後悔はしたくなかったのでいきました。それでもセットプレーに強い相手から、点を取れたということは今後につながる収穫もありました。

―後期リーグに向けて
総理大臣杯を通してチームも経験を積むことができたと思います。後期リーグは厳しい戦いが続くと思いますが、ここで得た経験を生かして1部昇格を目指したいと思います。