【硬式野球】【硬式野球】吼えるルーキー鈴木が力投 対戦成績五分に

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東都大学野球 秋季2部リーグ 対拓大 2回戦 於 サーティーフォー相模原球場

◆結果◆
青学大 120010130 |8
拓 大 0030000001|4
◆スターティングメンバー◆
1(中)徳本健太郎
2(一)小坂井智朗
3(三)西村大樹
4(左)長野勇人
5(遊)遠藤康平
6(二)吉澤岳人
7(指)丹治光生
8(捕)山田誠也
9(右)前川直哉
P 鈴木駿輔

 

 苦しみながらも勝ち切った一戦だった。戦国東都の秋、第3週の相手は拓大。19日の初戦を落とし、迎えた第2戦は終盤まで縺れる展開となった。それでも粘りを見せ8ー4で勝利。対戦成績を5分とした。

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力投する鈴木


 一球毎に気合の入った声が響く。この試合を落とせば自力優勝が遠のく負けられない一戦、先発のマウンドには”吼えるルーキー”、鈴木(史1)の姿があった。昨夏の甲子園で4番投手として聖光学院を8強まで導いた逸材だ。その鈴木だったが制球に苦しみ、3回に3点を献上。「変化球が入らなくて、真っ直ぐ中心になってしまった。そこを狙われた」と振り返った。ここで善波監督は「真っ直ぐばかりで単調な投球になっている。もう少し間を意識しよう」と鈴木に声をかけた。これで立ち直ったのか、鈴木は3回以降走者は出しても要所を締める粘投。180㎝を優に超す長身から投げ下ろす真っ直ぐは相手打線も打ちあぐねていた。終わってみれば7回3失点、116球を投げ抜き勝ち投手となった。
 

 
 打っては合計15安打8得点と打線が好調。オープン戦からの課題「積極的に振る」ことが実践できているようだ。主将の吉澤(国経4)は「投手の故障が多い中でも打って勝ちたい。毎試合5点が目標」と頼もしい。その吉澤は2回に逆方向の外野の頭を超す三塁打で攻撃の起点となった。1番の徳本(済3)、4番の長野(国経3)が2打点と上位打線が活躍。7番の丹治(営4)も2回に適時打を放つなどムラのない打線が特徴だ。
 
故障者が多い中ではあるが総力を挙げて戦う青学大。2014年以来の1部へ、負けられない戦いが続く。
(海野大輔)

〜以下、監督・選手コメント〜

善波監督

ー苦しい試合展開だったが試合を振り返ってみて

3点リードの3回にミスが絡み同点になってしまうなど、確かに苦しい試合でした。それでもその他のイニングは、1年の鈴木が我慢強く投げてくれました。勝ち越されいまま試合を運べたのもひとつの勝因かもしれません。

ー3回のタイムでは鈴木どのような声をかけたか

変化球が入っていなくて、相手も真っ直ぐに的を絞ってきていました。まずは投げる変化球を(ストライクに)入れようということ、そして慌てて力勝負の単調な投球にならないようにということを伝えました。

ー制球に苦労していた鈴木を7回まで引っ張った理由

キャッチャーの山田と相談して、まだ球に力があるという判断でした。私は5回で変えようかと思ったが、山田が球威のある投手のほうが(配球を)組み立てやすいということを言っていたので7回までは我慢しました。6、7回は簡単にいかなかったので8回には迷わず及川にスイッチしました。

ー次戦への意気込み

負けられない一戦になりますが、試合をするのは選手です。私があれこれ言って、選手が固くなってしまうといけないので気負わせないようにいつも通りやるだけです。