【レスリング】【レスリング】団体6位入賞!全学年入賞で総合力見せる

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全日本大学グレコローマン選手権 10月21・22日 於 平塚市総合体育館

◆結果◆

〈個人〉
59㌔級 難波陽(営4)=第3位
66㌔級 成國大志(営2)=準優勝
71㌔級 大山允長(営3)=準々決勝敗退
75㌔級 小西央記(済2)=2回戦敗退
80㌔級 藤井達哉(済2)=準々決勝敗退
85㌔級 中山理希(英3)2回戦敗退
98㌔級 後藤南斗(済1)=8位
130㌔級 伊藤匠汰(済3)=準優勝

〈団体〉
1位 日体大 84点
2位 拓大 44.5点
3位 神大 31.5点
4位 早大 27点
5位 国士大 25.5点
6位 青学大 25点
7位 山梨学大 25点
8位 九州共立大 16点

 

昨年度大会では学内最高順位が5位、団体では9位に終わった青学大。
今大会では、昨年度エントリーのなかった98㌔級には青学大から唯一の1年後藤が入り、8階級全てに選手を揃え、満を持して臨んだ。
結果として入賞者4名、団体では昨年度の2倍のポイントを獲得し見事6位入賞を果たした。

 

難波陽

1回戦、2回戦、準々決勝を全てTフォールで勝ち進み迎えた準決勝、1Pは拮抗した展開に。2分半で投げ仕掛けるも決まらず。
2Pでは場外などでじりじりと点差を広げられ、1-4とされる。残り1分を切ったところで相手をがっちりととらえ、大きく投げ技を決める。しかしこれは4点ではなく2点の判定。わずかな残り時間で果敢に攻めるも得点は奪えず、3-4で惜敗した。
3位決定戦、ここまで4試合を戦った難波は「体もきつかったので、大技というよりも確実に1ポイント1ポイント取れるようにと思っていた」と振り返るように、相手の警告から確実に1点ずつ重ねていく。終わってみれば3-0と相手に1ポイントも与えず判定勝ち。堅実に3位を勝ち取った。

 

 

 

成國大志

初戦を確実に勝ち上がり準々決勝へ。相手は昨年この大会の王者である宇井(早大)。成國は2015年の国体決勝で宇井と対戦しており、その際は敗北を喫している。会場の視線を集める中、試合が始まった。
開始から組み合い、息が詰まるような空気の中、1分を過ぎたところで相手のバッグに回り込み2点を先取する。そのままローリングを決めようとするが、回らず。その後1点を返され、スコアは2-1で2Pへ。
2P開始早々、大きく投げられ4点を取られてしまう。しかし成國も負けじとバッグを取り2点追加。だがそこから技が決まらない。1分を切ったところでスコアは5-8。ここから成國が執念を見せる。背中から倒し2点を得ると頭から場外にしさらに2点。残り14秒で9-8と逆転に成功する。そして4点の投げ技を見事に決め、試合を決定付ける。最終的にはフォールで昨年チャンピオンを沈め、準決勝へコマを進めた

準決勝を順当に勝ち上がり迎えた決勝の相手は、8月の世界選手権で優勝を果たした日体大・文田。
1分20秒を過ぎたところで、警告から相手に1点を与える。ここまでしぶとく耐えた成國だったが、2分を過ぎたところで背中から倒され4点を失う。さらには4点の大技を決められ1Pが終わる前に試合終了。「(文田選手は)上手かったというのが正直な印象」と力の差を口にしたものの、今大会の目標であった表彰台入りを達成した。

 

大山允長

大山は2回戦からのスタート。
1P序盤にバックに回られるが、その後バックやローリングを決めてポイントを稼ぎ、見事な快進撃で2分56秒、10-1で勝利。
準々決勝は苦しい展開となった。序盤にバックを取られて失点。その後、上から相手の首を捉えるもコーションとされてしまう。相手に得点を重ねて与え、0-6で敗退した。大山は悔しい表情を浮かべながら、マットをあとにした。

 

小西央記

1回戦、相手のコーションから1点を得るも、1P残り30秒ほどで背中から投げられ4点を失う。しかし小西はローリングを連続で決め、6-4と勝ち越しに成功。2Pでは得点は動かず、このまま判定勝ちとなった。
準々決勝では、2点を先取されるもバッグを取って同点に。しかしローリングは決まらず。
その後右腕を取られると大技を連続で決められ、1分53秒でTフォール負けとなった。

 

藤井達哉

藤井は2回戦からのスタートとなった。
冷静にパッシブでポイントを重ね、リードを守り切って3-0で初戦を突破した。
続いて準々決勝。相手は、フリースタイルでまだ1回も勝ったことがないという山崎(早大)。藤井は、自分が得意とするグレコローマンでは勝つ、と自信をもって挑んだ。
パッシブで得点を重ね、2-0とリードして1Pを終える。2Pの中盤に組み合って場外に出し合い、2-2とされたため、青学大がチャレンジするも失敗。2-5と逆転される。さらに、残り1分を切ったところで相手の頭が藤井のこめかみに当たり、脳震盪を起こしてしまう。何とか最後まで戦いきったものの、再度逆転することはできず、無念の敗退となった。藤井は「優勝を狙っていただけに残念な結果になった。勝てるやろっていう気の緩みが逆点負けにつながったと思う」と悔しさを語った。

 

中山理希

1回戦シードで迎えた2回戦、場外やバッグを取られるなどして失点を重ねると、最終的には4点の投げ技を決められ1PでTフォール負けを喫した。

 

後藤南斗

1回戦は開始20秒でフォール勝ち。勢いにのる2回戦は前半に流れを掴み、力強く押し倒すプレーが目立った。後半苦しい表情を見せながらも粘って4-2の判定勝ち。
準々決勝では激しく組み合い、拮抗する展開に。後藤は投げきれず、ポイントを稼げない。小さな失点が響き、0-2で惜しくも敗退したものの、1年生ながら8位入賞となった。

 

伊藤匠汰

伊藤は2回戦からのスタート。
2回戦は積極的な姿勢でパッシブのポイントを稼ぎ、3-0。準々決勝でもパッシブの取り合いとなった。1-2で追い込まれるも、2Pで2-2に追いつき、判定勝ち。疲労で苦しい表情も見られたが、接戦を制した。続いて準決勝。パッシブで1-1の同点となるが、残り1分で1点リードし、守り切って2-1。決勝へとコマを進めた。相手はフリースタイル125㌔級学生王者の園田。1Pから攻められ、次々と失点を許してしまう。1P残り30秒で0-9のTフォールとなり、準優勝に終わった。

 

昨年度と比べ成績は上がったものの、優勝者はゼロ。今回の結果に満足せず、来月の内閣総理大臣杯、さらには12月の天皇杯ではさらなる飛躍を誓う。(長尾凜・圷彩那)

 

~以下、選手コメント~

難波選手

-大会の総括
準決勝で日体大の北岡選手とやって、そこが山かなと思っていて、点数的には1点差、周りから見ればどっちに転んでもおかしくない状況だったんですけど、やっぱり審判がポイントって言ったらポイントですし、そこは自分の実力がまだ足りなかったのかなと思います。
-組み合わせの印象
自分自身が勝てるか勝てないかを見たときに、自分の山の方に強いなと思う選手がたくさんいたのでそういう面では厳しくなるかなと思っていました。
-Tフォールで勝ち進んだ準々決勝までと比べて3位決定戦は苦戦したのでは
インカレで勝ってた選手だったので、自分自身体もきつかったので大技というよりも確実に1ポイント1ポイント取れるようにと思って、最後ちょっとヒヤッとしたんですけど、ちゃんと勝てたのでよかったです。
天皇杯への意気込み
天皇杯はもう1個下の階級55キロ級で出来るので、今の階級よりももうちょっと軽い階級で当日計量になるので、そこではちょっと頑張ろうかなと思います。自分自身一番得意としてる階級ではあるので、(学生大会ではなく)全日本で一番を目指せるようにこれから練習していきたいと思います。

 

成國選手

-大会の総括
自分の目標は表彰台に入ることだったので、くじ運も良くて決勝に行けたのはよかったですが、決勝でやられてしまったので、いい点と反省点が五分五分くらいの大会でした。
-組み合わせの印象
2回戦で昨年のチャンピオンの宇井くんとやると分かってたので、高校の時からずっとやってきて、そこ勝てたら決勝行けるかなと思ってたんですけど、そこで勝ててよかったです。
-準々決勝を振り返って
本当にあの時(2年前の国体決勝)以来の対戦だったので懐かしいなって思ってたんですけど、始まってみて最後5-7くらいで負けてたときはやっぱりだめかなと思ったんですけど、最後仕掛けて執念で勝つことができたのでよかったです。やっぱりそこで勝てたのが大きかったので、準決勝をなめてるわけじゃないですけど、そこで勝ったら絶対決勝行けると思ってたのでよかったですね。
-決勝で世界チャンピオンと対戦して
力強さっていうより上手かったというのが正直な印象です。取り切るところは取って、一気に決めるっていうところは、学ぶとこかなって思いました。
-今後の目標
次の内閣総理大臣杯はフリースタイルで、今回のような対抗戦があるので、そこでチームに貢献できるように表彰台に入って頑張りたいと思います。

 

伊藤選手

-大会の総括
夏のインカレでは1回戦負けで、今回挽回しようと思って挑みました。2回戦目にインカレ2番の選手、準決勝の相手もインカレで3番手の選手で、今回彼らを倒せたということで、インカレの結果を挽回できたんじゃないかなと思います。決勝では、1個下の階級でしかもフリースタイルの選手でしたが、1回グランドを取られてTフォールされるっていう結果はやはり大きな課題になりました。

-組み合わせの印象
決勝戦で戦った園田選手、他にも伊藤選手(国士館大)らが反対側にいただけで、自分の側は実力が拮抗している選手が多いし、中でも自分の苦手な選手もいて、正直決勝まで上がれるかどうか不安でした。抽選は内心嫌だと思う部分もあったんですけど、決勝まで行けて良かったです。階級の出場選手が出た段階で、決勝に行ければ良いなっていうのが第一でしたし、決勝に上がってくるであろう選手以外には負けないようにしようと思って、練習をしてきました。

-接戦が多かったが
今大会で、実質テクニカルでのポイントも失点もなくて、パッシブだけで6分間試合が流れていたので、体力的にも試合を追うごとにきつかったです。でもそれが自分の練習のメインなので、やってきたことは間違いじゃなかったと思いました。

-今後の目標
次は天皇杯で、たぶん第4シードから始まるので、まずは3位入賞を目指します。
また、今回接戦した相手に、接戦でも確実に勝てるだけの実力をこれからつけていきたいと思います。