【コラム】青サポ☆aoyama supporter 第2回 陸上競技部短距離ブロック

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青学大陸上競技部短距離ブロックはリレーの強豪として知られ、関東インカレでの連覇や全日本インカレでも上位に入賞し、全国にその名を轟かせている。

10月27~29日にかけて行われた日本選手権リレー競技大会をもって、4年生が引退。

(10月29日に行われた引退式の様子)

 

 

同時に、マネージャーとして選手を支え、同部の主務を2年間にわたって務めた寒竹茜さん(かんたけ あかね・国政4)も引退を迎えた。

 

(主務の寒竹茜さん)

 

引退を迎えた気持ちを聞くと…

「私は大学2年生の頃から主務をやっているのもあって、すごく長い間、この部活の運営という形でいろいろ関わってきました。4年間つらいこととかたくさんあったけど、今となってみてはすごく良い経験だったし、あっという間だったなと思います。今、感慨深い気持ちです(笑)」と笑顔で語った。彼女の晴れ晴れとした表情からは、4年間のマネージャー生活の充実ぶりがうかがえた。

 

 

 

寒竹さんは、高校時代から陸上部のマネージャーをしており、計7年間、選手を支えてきたベテランである。マネージャーとしての試合や練習中のサポートに加え、主務としてはOBとのコンタクトや取材の対応、雑務からチーム全体の指揮など、チームを支える重要な仕事をこなしてきた。

 

「主務というのは、どうしても上に立つ立場になってしまうじゃないですか。でもその立場になっても1人1人の話をよく聞いたり、ちゃんと小さいことにも目を向けられたり、広い視野をもちつつ、そういうところもケアができるマネージャーでありたいと思っていました」という寒竹さん。主務になって、いろいろな方々に応援していただいていることを改めて実感し、感謝するこということも常に考えてやってきたという。

 

 

寒竹さんについて後輩マネージャーに聞いてみると…

「とてもしっかりしていて本当に仕事が早い、人のことを絶対に悪く言わないし、みんなのお母さん的な存在」

と、後輩から慕われ、尊敬されていることが伝わる。

(マネージャーの皆さん・紙を持っているのが寒竹さん)

 

監督からは
「2年に渡って主務を続けた初めての学生さんで、もう大御所と言いますか、非常に勝手が分かっていて、なおかつ段取りが良く、下のマネージャーさんたちもすごくやりやすかったと思います。ある意味厳しいところももちろんあるし、その辺がきっちりできるという意味では、もう本当にどこに送り出しても、どこの会社に入っても、良い仕事をしてくれる人材だと思います。非常によく頑張ってくれたし、もちろんしんどいこともあったと思うんですけど、乗り越えてきてくれました。チームとして結果が残っているという意味では、彼女のおかげっていうのもあると思います。」

と信頼度120%のコメント。まさに縁の下の力持ち!

 

 

 

 

マネージャーの仕事でやりがいを感じた瞬間を聞いてみると、あるエピソードを話してくれた。
「今年の関東インカレで女子の4継で連覇して優勝して、その時にみんな(陣地に)戻って来て、最後にうちの選手たちが監督たちにメダルをかけてあげていたんですけど、そのシーンで最後に、キャプテンのまほ(高森真帆主将(マ4))が、「あかねにもずっとお世話になったから」、って金メダルをかけてくれた時に、'夢が叶った'じゃないですけど、そんな気持ちになって。7年間で優勝した場面とかもたくさんあったんですけど、そういうこととかもちろんなくて、そういう立場でもないって思っていたので。ただ、もちろん誰にも言っていなかったけど、こういうことがあったらうれしいなって思っていたことが、叶ったので、すごくうれしかった出来事でした。」

(その時の様子)

マネージャーというのは、裏でサポートするというイメージが強い。寒竹さんが頑張ってきたことが形で報われた瞬間だった。

常に選手、そして部のことを考え、2年間主務を務め上げた彼女の苦労は計り知れない。しかし、この4年間で得たものはそれ以上に大きいはずだ。

 

 

寒竹さんにとって部とは…
「うーん、何だろう(笑)家族というか、私の大学生活そのものですね。本当にこの部活抜きでは語れないなって思います。」

後輩へ伝えたいことは…
「後輩のマネージャーには特に、インカレとかそういった場でもマネージャーのサポート力がチームの成績につながると思っているので、みんなの力でこのチームをもっと強くしていってあげてください。っていうことを伝えたいです。」

 

(花を持つ寒竹さん)

 

寒竹さんは来年の4月から秘書の仕事に就くことが決まっている。「もちろん主務の経験があったからこそ、この職業を選びました。仕事でも主務で経験してきたことを生かせたらいいなと思います。」と、春からの社会人生活に向け、前向きに話した。

 

 

 

青学大短距離ブロックの活躍の裏には、主務・マネージャーとしての寒竹さんの努力があった。彼女が部にとってかけがえのない存在だったことは間違いない。彼女の新たなフィールドでの活躍を願っている。(圷彩那)

 

 

掲載されている写真は、〈青山学院大学陸上競技部短距離ブロック〉、また、寒竹さんご本人から提供していただきました。ありがとうございました。

 

青サポ☆aoyama supporterとは…
青学大体育会各部を支える人たちに着目したコラムです! WEBでのコラム連載は、青山スポーツ初の試みです。青スポ記者が不定期に更新しますので、是非ご覧ください。