【その他】AGUコーチズ・セッション 原監督 何を語る

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第4回 AGU コーチズセッション 11月9日 於・青山学院大学 17号館 本田記念国際会議場

司会:青山学院大学 体育会OB・OG連合会 西田直基

1.挨拶 青山学院大学 体育会OB・OG連合会 会長 松永正行

2.講演 青山学院大学 体育会陸上競技部 監督 原晋 氏

◆内容◆

AGUコーチズ・セッションは平成26年から開催され、今年で4回目。過去には、岩淵健輔氏、海野大輔氏、佐藤敏彦氏らなどが講演を行っている。このセッションは、青学大体育会各部の部長先生、監督及びコーチを主な対象とし、スポーツを取り巻く様々なテーマを取り上げて、学内外の講師によるセミナーや討論を通じ、共通の課題や情報共有を図るという目的で行われている。

この日は原監督の講演ということもあり、多くの人、特に学生の姿も多く見られた。

まずは、原晋氏について触れておきたい。原氏は、1967年3月8日、広島県三原市生まれの50歳。世羅高、中京大を卒業後、中国電力に入社。ともに陸上部に所属し、もともとは一陸上ランナーだった。27歳で引退し、競技から離れた後は一サラリーマンになり、抜群の行動力と判断で「カリスマ営業マン」とも呼ばれていた。そんな”原氏”が”原監督”となるきっかけは、当時、広島で働いていた時、ビジネスパートナーの青山学院大学の卒業生の方からの陸上部監督の誘いだった。2004年に青山学院大学の監督に就任し、昨年には大学3大駅伝3冠を成し遂げ、今や監督業はもちろん、テレビ、雑誌、ドラマなどにも積極的に挑戦し、その勢いはとどまる所を知らない。

原監督は、トリプルミッションの重要性を指摘している。そのミッションとは、勝利、普及、資金だ。ただ、これらの根源にあるのは理念である。陸上競技部では、原監督が就任当時から選手に伝えてきた行動指針がある。

行動指針

一、感動を人からもらうのではなく
感動を与えることのできる
人間になろう。

一、今日のことは今日やろう
明日はまた
明日やるべきことがある。

一、人間の能力に大きな差はない。
あるとすればそれは
熱意の差だ。

「デュアルキャリア」これは陸上競技部での取り組みの一つだ。原監督は、自主性を持った、自立した人材、学生を育成している。上記の行動指針が社会に出ても通ずると、原監督は確信している。

講義後、原監督にお時間をいただき、我々青山スポーツが単独でインタビューをさせていただいた。

(猪又啓太郎、杉本理紗)

◆インタビュー◆

原晋監督

―全日本大学駅伝レース後、選手に対してどのような声掛けをしたか

非常に残念だったな~というのを素直に伝えたな~。やっぱりエースが走らないと勝てる もんも勝てないよね。それも 4 年生がちゃんと抑えてくれないと勝てるもんも勝てないね。 勝負で競り負けて負けたっていうよりもなんかそれぞれがミスして負けたというような感 じだったので、まあ残り 1 か月ちょっとね準備とこだわりを持って頑張っていこうねって いう話をしましたね。

―今回 2 年生が 2 区間任された、2 年生が力をつけていることに関して

各学年に柱となる選手が2,3名出てきたんで、まあ組織としてね、こう機能してるなって いう印象ですね。

―原監督が考える強い選手とは

自立してる選手だよね。誰かに言われて行動するんじゃなくて、自分自身で戦う意識を持っ てる子でしょうね。そして言い訳をしないってことでしょうね。

―箱根の 1 区をどう捉えているか

出雲、全日本と 1 区で出遅れてるからさ~、今度こそ出遅れないようにね。箱根というか駅 伝といえば 1 区が大切だっていう風に改めて感じさせてもらいましたね。

―箱根駅伝に向けて、鬼門となるものは

インフルエンザやノロウイルスといったそういうものでしょうね。ちゃんとスタートライ ンに普通の状態で立ってくれば勝てますよ。

―3冠、○○大作戦、青学と東海大の2強、など強い、そして面白いワードを原監督がそこまで発言できる、言い切れるその強さとは

やっぱり~うちの部の今の力がどのラインにあるかというのが見えるから。やっぱり見え ないような、どこに位置してるのかわからないようだったら、なんでこいつとんちんかんな こと言ってるんだみたいな話になるから。まあ位置が見えるということと、やっぱりトップ チームが発言することによって、業界が盛り上がるんだよな。トップチームがそういう広報 的側面も持ってると思う。広報的な役割もあると思ってるんで、それをまあいろんな言葉で 伝えてるといようなところだよな。

―もし原監督が箱根を走るなら

1区がいいな。やっぱり目立ちたいし。 1区でダーーーッてスパートかけてトップに出たい。

―これからの活躍について

いわゆる陸上の組織の中での広報的な活動っていうのは、限界があるんですよ。やっぱりね ~、トップチームだから言えるんだけども、陸上関係者以外のファン層に夢を与えることに よって、多くの違う層の人が、陸上に携わってくれて、魅力ある 活動をすることによって陸上 競技を促す 、選手が増える、イコール陸上界が 盛り上がるという良いメカニズムになるので、だからこれか らはね、まあ陸王をはじめ、いろんな陸上の組織以外のことに対してね、チャレンジしたい なと思うな。