【陸上競技】【陸上競技】13人が自己ベスト更新! 魅せた、強い青学大

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

10000m記録挑戦競技会 11月25日 於・慶應義塾大学日吉陸上競技場

◆結果◆

男子1組

1着 松葉慶太(社1) 30:25.32

2着 中山大樹(総1) 30:27.51

4着 鶴貝彪雅(法1) 30:34.21

7着 大藏洋人(総1) 30:41.57

24着 谷野航平(法2) 31:31.66

途中棄権 長嶺龍之介(営1)

棄権 上村臣平(社2) 市川唯人(史1)

 

男子5組

2着 中村友哉(国経2) 29:51.65 =SB

3着 新号健志(国経1) 29:58.28

9着 花輪瑞貴(物数2) 30:17.86

25着 永井拓真(国経2) 31:47.90 =SB

棄権 貞永隆佑(史4) 富田浩之(総3)

 

男子8組

1着 石川優作(社4) 29:40.19 =PB!

2着 田辺浩司(史2) 29:44.65 =PB!

9着 植村拓未(社2) 30:15.14

13着 小田俊平(情テク4) 30:37.09

19着 大越望(法4) 30:53.12

20着 花田凌一(経シス2) 30:53.45 =PB!

 

男子11組

11着 森田歩希(社3) 28:44.62 =PB!

16着 鈴木塁人(総2) 28:54.02

19着 林奎介(機3) 29:05.97 =PB!

22着 下田裕太(教4) 29:14.60 =SB

23着 梶谷瑠哉(教3) 29:15.58 =SB

24着 吉田圭太(地1) 29:25.80 =PB!

27着 中村祐紀(国経4) 29:35.95 =SB

棄権 小野田勇次(営3) 田村和希(営4) 神林勇太(地1)

 

男子13組

1着 吉永竜聖(総4) 29:10.65 =PB!

2着 橋詰大慧(史3) 29:16.46

4着 吉田祐也(教2) 29:17.48 =PB!

5着 山田滉平(総3) 29:21.74 =PB!

6着 橋間貴弥(社3) 29:24.21

7着 生方敦也(教2) 29.24.73 =PB!

9着 岩見秀哉(教1) 29:27.78 =PB!

17着 近藤修一郎(社4) 29:42.94 =PB!

19着 森川弘康(教1) 29:51.76

21着 松田岳大(国政3) 30:05.67 =PB!

棄権 中根滉稀(営2) 竹石尚人(総2)

 

晴れ渡る空のもと、10000m記録挑戦競技会が行われた。箱根駅伝の選考にもかかわる重要なレース。多くの選手が今ある力を存分に発揮した。

男子1組

気温12度。観客席にいる人たちが上着を脱ぎ始めるほど強く日が差す中、第1組の選手たちがスタートラインに並んだ。この組には青学大から下級生を中心に6名が出場。

スタート早々、前に出たのは鶴貝。10000mのレース初出場ながら強気な姿勢を見せる。1500mすぎ、長嶺が集団から遅れ始めた。暑さのせいか、苦しそうな表情を浮かべるも足は動き続ける。

鶴貝

 

長嶺

集団がばらけ始めたのは6000mすぎ。青学大からは谷野・大藏が先頭集団に付き、サングラスの奥にはまだ余裕そうな表情がうかがえる。7000mすぎ、徐々に集団のペースが上がる中、松葉が集団外側から追い上げ、8000mすぎには松葉・中山が並んで先頭に立つ。谷野は遅れながらも前を走る選手を着実に拾っていく。

谷野

 

大藏

9000mをすぎると松葉が最後の追い上げにかかる。歯を食いしばりながら足を前にすすめる。それまで先頭を争っていた中山をどんどんと引き離し、単独トップでゴールした。

左:中山、右:松葉

 

男子5組

レース前半から集団前方で走るのは中村(友哉)。中央に花輪・新号、後方に永井、と集団を形成する。

3000mすぎ、攻めの走りをする中村は山梨学大の選手とともに集団を引っ張っていく。永井は集団から徐々に離れ、途中ふらつく場面があった。

中村
永井

5000mをすぎると集団は段々と小さくなっていくが、中村・花輪・新号は先頭集団に食らいつく。

花輪

6000m、先頭集団中央で走っていた新号がペースを上げ先頭に浮上。レース後半戦になり、額に汗がにじむ苦しい中、健闘した。途中苦しい走りになった永井も7000mすぎには安定したように見え、集団から遅れながらも前を走る選手を1人1人捉え始める。

先頭に立つ新号

残りトラック2周になり、中村がペースを上げる。そこに付いていったのは新号。花輪は集団から15mほど離れるも、自身のペースを守り続ける。ラスト1周を迎え、中村はさらにペースを上げ、観客の声援も大きくなる。しかし最後、山梨学大の市谷が一歩リードし中村は2位でゴールした。

中村・永井はシーズンベストを記録、新号・花輪は10000m初レースながらこの組10着以内、と下級生が着実に力をつけてきていることを証明した。

 

男子8組

この組には4年生・2年生からそれぞれ3人ずつ出場した。

レース前半、集団を引っ張ったのは2年生の花田。その後ろに植村・田辺、集団後方に4年生3人がつづく。

花田

3000mごろまで花田が前を走るが、徐々に植村・田辺もペースを上げ、同級生同士の先頭争いが繰り広げられる。6000mをすぎ、この争いに勝ったのは植村・田辺。花田は集団中央に落ち着く。

植村
田辺

同じく6000mすぎ、集団後方を走っていた石川が上級生の意地を見せる。周を追うごとに徐々に集団の前の方に移動、植村・田辺を抜き青学大内トップに浮上した。

7000mすぎ、石川の後ろについたのは田辺。この間植村は先頭集団から数10メートル遅れをとる。

小田
大越

残り1周を迎え、先頭を走るのは石川、田辺、熊倉(上武大)の3人。ラスト半周で石川がスパートをかけ、他2人を離しにかかる。最後まで力を出し切りトップでゴール、自己ベストを更新した。

スパートをかける石川

 

男子11組

今レースで目標タイムが最も速いのがこの組。各大学からエース級の選手たちが多く出場した。観客席も後方までびっしりと埋まり、競技場も熱気を帯びていた。

まず先頭に立ったのは吉田(圭太)。1年生ながら堂々とした走りを見せ、レースの士気が更に上がる。続いて先頭に浮上したのは鈴木、吉田とともに集団を引っ張っていく。

吉田
鈴木

3000mすぎ、集団後方を走っていた森田が徐々にペースを上げ集団中央に移動。集団の状況を見極めて前に出る機会をうかがう。

森田

5000mをすぎると前方を走っていた鈴木は集団に吸収され、何度か後ろを振り返る様子もあった。徐々に集団がばらけていくが青学大の選手たちは全員第1集団にもれることなくレースは進む。

7000mすぎには森田は先頭から4番目、梶谷・林・下田・鈴木・吉田がこれにつづき、半周ほど間を開けて中村(祐紀)となる。

梶谷
下田
中村

残り数周となり第1集団が分裂した。森田は先頭から少し離されるも、この時点では3番手。

ラスト1周、スパート合戦となる中、順位が激しく入れ替わる。結局、青学大内先頭を走っていた森田は11着でゴールしたが、28分台をマークし、自己ベストを更新。また、同組を走った林・吉田も自己ベストを上回る好記録となった。

 

男子13組

すっかり日は落ち寒さが身に染みる中、この組には青学大から10人が出場した。

2000mすぎ、青学大からは橋間・岩見・吉永・吉田(祐也)の4人が先頭に浮上。その後、吉田や吉永らが次々に単独で先頭に立ち青学大の選手同士で先頭争いが繰り広げられる。

集団を引っ張る橋間
18: 吉田、3: 吉永、29: 岩見

4000mをすぎ集団は縦に長く広がり始める。ここで岩見が集団を引っ張る場面も見られる。

7000mの時点で青学大の選手8人が先頭集団に含まれ、間をあけて森川、更に間をあけて松田、とつづく。

松田

ラスト1周の鐘が鳴ったと同時に集団を飛び出したのは主将・吉永。足を前に出すごとに後ろとの距離はどんどんと広がっていく。まさに圧巻の走り。どこにそんな力が残っていたのか、と思うほどのスパートをかけ見事1着でゴールした。この組に出場した青学大の選手10人のうち、7人が自己ベストをマーク。次につながる実りあるレースとなった。

 

今レースで多くの選手が自己ベストやシーズンベストの走りを見せ、チーム青学大の強さを見せつけた。チームは順調に仕上がってきている。季節はいよいよ冬。良い流れのまま箱根駅伝を迎えられるだろうか、青学大はまだまだ進化し続ける。(小島早織)