【競技ダンス】【競技ダンス】冬全で集大成発揮 後輩へ思いを託す 

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第62回全日本学生競技ダンス選手権 12月10日 於・獨協大学35周年記念館

 

◆結果

団体の部 第21位

 

ワルツ

金澤聡仁(済3) 加藤麻弥(済3)

 

タンゴ

喜藤雄介(現デ2) 今川ゆり子(フ2)

 

スローフォックストロット

熱田洋太朗(社4) 萩原夏美(教4)第3位=入賞

 

クイックステップ

渡辺稜(済3) 平岡朋子(教3)

 

チャチャチャ

宮本匠(済3) 神郡菜桜(フ3)

 

サンバ

久保田充生(法3) 櫻井優実(フ3)第12位

 

ルンバ

大津翼(済4) 神原佐也加(済4)

 

パソドブレ

鈴木敦也(現デ3) 青木光(史3)第3位=入賞

 

 

全日本学生競技ダンス選手権(=冬全)は、4年生の引退試合、そして今年度最後のレギュラー戦である。1年で最も大きな大会であり、集大成を発揮すべく選手たちはより気合いが入っていた。青学大からは8カップルが出場し、スローフォックストロットで熱田・萩原組、パソドブレで鈴木・青木組が3位入賞、またサンバで久保田・櫻井組が12位に食い込み健闘した。

 

 

 

青学大のスタンダード部門を引っ張ってきた熱田・萩原組。これまで9月の東部Ⅱ部戦ではタンゴ優勝、11月の東部Ⅰ部戦ではタンゴ・スローフォックストロットともに3位に入賞しており、実力のある選手たちだ。2年の春から組んでいるという2人は持ち前の息の合ったダンスを披露。2次予選後に同点決勝を迎えたが1位で通過し、上位決勝に残った。

 

 

 

決勝演技を終え、青学大は部員一同で円陣を組んで結果発表の時を待つ。

 

しかし2人の名前は呼ばれず、円陣の中心いた熱田と萩原は泣き崩れた。

 

(萩原)「目標順位は」(熱田)「優勝でした」と声をそろえた2人。この引退試合に向けて、自分たちの評価されるポイントを意識しながら毎日練習場に足を運んだという。

大会直後、萩原は「引退試合だったので、終わっちゃったなあっていうのがまず感想。悔しいのと嬉しいのが入り混じっている。(引退は)寂しいけど部活に入って本当に良かった」と振り返った。熱田は「パートナーはもちろん、仲間や親、支えてくださるOBさんがいてここまで来られたので、感謝したい。この雪辱は来年後輩が果たしてくれる」と残る部員に思いを託した。最後に萩原は熱田を「信じ合える唯一のリーダー」、熱田は萩原を「戦友」と評し、涙の引退試合は幕を閉じた。

 

 

4年生カップルと同様に、3位入賞を果たした鈴木・青木組。1次・2次予選、準決勝を難なく突破し、決勝に進出。ボディの強さの強さを生かした力強くも美しいダンスで観客を魅了した。

 

 

優勝こそ目指していたものの、全国3位は嬉しい。鈴木は「決勝でメンタルの弱さが出た」青木は「転んで慌ててしまったので、冷静さが欠けていた」と反省点を振り返ったが、チームを引っ張っていく存在として、3年生の冬全で結果を残せたことは今後の強みになる。鈴木は「他大に勝てていない選手がいるので、そいつらを倒せるように頑張りたい」、青木は「パソドブレだけでなく違う種目でファイナル・優勝を目指していきたい」とそれぞれ目標を掲げ、さらなる闘志を燃やした。

 

 

 

主力である4年生の引退は部にとってマイナスだが、チームとしては下級生の力も確実についてきていることは確かだ。今大会で12位に食い込んだ久保田・櫻井組や、2年生ながら多くの大会に出場している喜藤・今川組、さらに1年生も大会で成績を残してきているため、活躍に期待ができる。4年生の勇姿をしっかり目に焼き付けた部員たちは雪辱を晴らすため、さらなる高みを目指す。(圷彩那)

 

 

 

~以下、インタビュー~

 

・目黒達也主将(史4)

―大会の総括

今年は全体的に後半どんどん調子がよくなっていて、良い年だったのかなと思いました。団体としては良い働きをしてくれた選手がたくさんいたので、結果がちょっと楽しみです。(インタビュー後に団体順位の発表)

 

―主将としての声掛け

1年間の方針で、各自それぞれ技術のレベルとかも違うので、とにかく自己ベストを尽くせっていうのをまず第一にしていました。自分ができることをしっかりやって、優勝を目指せる子は優勝を目指して、最終予選を目指す子は最終予選を目指して、というような感じで個々が一生懸命練習するという方針でやっていました。

 

―自身の引退に関して(シャドー選手として東部Ⅰ部戦が引退試合)

すごく悔しかったです。めちゃくちゃ悔しくて、みんなに自己ベストを尽くしなさいって言ったんですけど、結局自分自身も果たしてそれができたのかって言われると、甘さがあったなあと思っています。この苦い経験を胸に、社会人生活をしていきたいと思います。

 

―仲間へメッセージ

みなさんのおかげでとても楽しい4年間が送れました。これからもダンスとこの部活を好きでいて、ずっとみんなと仲良くやっていけたら良いなと思います。

 

 

・4年生として引退を迎えた大津翼選手・神原佐也加選手

 

―大会の総括

(神原)結果が伴ってなかったので、もう次もなくて虚無感っていうのはあるんですけど、4年間もう終わっちゃったんだなっていうほうが大きいです。今大会がどうっていうよりも、引退に関しての思いのほうが大きいです。

(大津)勝つためだけにやってきて結果が出なかったので、目標がなくなってしまって空っぽな感じです。ただ、部活に関してはまだやることはあるので、最後まで頑張りたいです。

 

―目標順位は

(神原)ファイナルに入って優勝することでした。結果としては…ちょっと遠かったです。

 

―演技前に話したことは

(神原)楽しもうねと、1回1回が最後になるかもしれないから楽しんで踊ろうって言ってくれました。

(大津)引退試合なので、楽しんで思い切ってやろうと話していました。

 

―4年間を振り返って

(神原)長かったようで短かったようで…やっぱり短かったかな。今日もたくさんOBOGさんが来てくれたりとか、後輩たちが応援してくれている姿とか見て、この部活にいて良かったなという思いが強いなと思いました。

(大津)すごくいい部活に巡り会えたと思います。それだけです!

 

―お互いはどんな存在だったか

(神原)私は一人暮らしなので、1番一緒にいた時間が長かったから、家族かな。よく同期の女の子と遊んだり飲んだりすることはあったんですけど、リーダーとか同期はもう家族だね!って話をしてて、そう思ってます。

(大津)自分1人ではどうにもならない競技なので、言葉で表すと「一心同体」ですね。