【パワーリフティング】【パワーリフティング】常勝軍団、始動

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全日本ジュニア選手権大会 5月26・27日(土・日) 於・サイデン化学アリーナ

◆結果◆
男子
53㌔級 須田幸哉 優勝
66㌔級 ファルキアブドゥルアズィーズ 3位
59㌔級 佐竹優典 優勝
59㌔級 田村陽 2位
66㌔級 木内陽介 優勝 Jr.優秀選手賞・文部科学大臣賞
74㌔級 石川裕士 優勝
83㌔級 米山隆人 2位
93㌔級 髙島皓介 優勝

女子
52㌔級 植村茉由 2位
63㌔級 来栖彩 優勝

団体優勝

2018年初めての公式戦となったこの大会。新入生も加わり、部の雰囲気もさらに明るくなった。力自慢のパワーリフティング部が、今年も青学旋風が巻き起こす。

佐竹優典

常勝軍団の支柱・佐竹が、圧倒的強さを同じ階級で2位の田村に見せつけた。ベンチプレスでは田村に負けたものの、スクワット250㌔、デッドリフト240㌔を成功させ優勝。2位とは45㌔差での勝利とし、4年生の意地を見せた。

須田幸哉

須田自身、大学からこの競技を始めた。4年生となった今、努力が実り始めている。今まで手にすることができなかった優勝を昨年末の関東学生で勝ち取った。あれから5か月。そこには地に足ついた須田の姿があった。

この大会、須田は自己ベストで優勝を勝ち取った。試合後、今後の目標について伺うと、パワーリフティングを辞め、今年からボディビルを始めるというから驚きだ。今年からパワーリフティングに加え、正式にボディビルディングも競技として行う。最後の1年、須田は心身共に磨いく。

木内陽介

青学大のクールなエースが、大きく成長してこの大会に乗り込んだ。練習ではノーギアを中心に行い、”自力”の部分を磨き上げてきた。

結果は自身も納得の自己ベスト。自身の持つ日本記録をスクワット、デッドリフトの2つで更新し、総重量も、722.5㌔から740.5と20㌔以上記録を伸ばした。
木内は大学4年生。勉強に就職活動、部活動と多忙を極めているが、ラスト1年、思いっきり自分自身を超えてもらいたい。

石川裕士

ベンチプレスではひやりとする場面があった。ベンチプレス2回目の220㌔で、バーベルがあがり切らず力尽き落下。補助に助けられ会場裏へと下がった。しかし、その後のデッドリフトは全て成功。全日本ジュニアで優勝を収め、6月の全日本一般に弾みをつけた。

髙島皓介

大会前日「明日はちょっとだけ頑張る」と話し、けろっしていたが、当日は目の色を変えて試合に臨んできた。「青学大の肉弾戦車」と自分で豪語していたが、それに見合う、力強く覇気のある試技を行った。9試技全て成功とこの日は持ち前の集中力で安定さも披露。93㌔級優勝も、「今日の自分より明日の自分」と語り更なる飛躍を見据えていた。

田村陽

 

今大会が大学デビュー戦となる田村はスクワット1回目190キロ、2回目200キロ、3回目220キロを成功させ、満足そうな表情を浮かべた。自身が得意とするベンチは1回目170キロ、2回目185キロを成功させ、3回目にジュニア日本新記録となる200.5キロに挑んだが惜しくも失敗に終わった。最終種目のデッドリフトでは1回目200キロ、2回目210キロを成功させたが3回目220キロは失敗に終わり、デッドリフトでは悔しさを残した。

 

ファルキアブドゥルアズィーズ

ケガの不安を抱えながらの試合となったファルキはスクワット1回目180キロは成功させたが、2・3回目195キロは失敗してしまった。続いてのベンチは1回目115キロ、2回目125キロは順当に成功させたが3回目132.5キロは失敗に終わった。最後種目デッドリフトは1回目175キロを成功させたが2回目190キロは失敗、3回目は棄権した。本人は納得していない様子だった。

 

米山隆人

初めての全日本ジュニアとなった米山はスクワット1回目220キロ、2回目235キロ、3回目242.5キロ全て成功させた。続くベンチも1回目130キロ、2回目140キロ、3回目142.5キロを成功させた。最後のデッドリフトでも1回目190キロ、2回目207.5キロ、3回目222.5キロを成功させた。全日本ジュニアという大舞台で9試技全てを成功させた本人の表情は充足感で満ちているようにみえた。

植村茉由

スクワットは1回目90キロ、2回目100キロ、3回目110キロを順当に成功させた。続くベンチでは1回目45キロ、2回目50キロ、3回目55キロを危なげなく成功させ、笑みがこぼれた。ところがデッドリフト1回目90キロを成功させた後、調子が振るわず2回目95キロは失敗、3回目は棄権したが、結果は52キロ級2位で団体優勝に貢献した。

来栖彩

体重を増やし、階級を変えて今年度のスタートを切った来栖はスクワット1回目135キロ、2回目142.5キロ、3回目157.5キロを成功させ、特に3回目の試技では笑顔がみえた。ベンチでも1回目70キロ、2回目75キロ、3回目80キロ全てを成功させた。デッドリフトでは1回目120キロ、2回目130キロを成功させるが肉離れを起こし、続く3回目142.5キロは失敗してしまった。


(試合後の集合写真)

猪又啓太郎
嶋瑞希

~以下、選手コメント~

佐竹優典

ー試合を終えて
自己ベストが出なくて悔しいです。最後のデッドリフトを成功させていれば日本記録だったので非常に悔しいなと思います。

ー今年度初の試合だったが
練習の調子もよかったので次の全日本一般ではベストをだせるように頑張りたいと思います。

ー今のチームについて
人数もあって、活気もあって、ボディの人たちも増えていて、本当に刺激になることが多いです。

ー勉強、練習、就活の両立は
練習の時間は夕方とかなので、割と練習時間も確保できていて、そういった点では、充実しているのかなと思います。

ー今年の目標
団体でインカレ2連覇することと、今回全日本ジュニアで優勝できたんですけど、今度の全日本一般では史上初となる学生での団体優勝を取りたいと思っています。部全体を盛り上げていきたいなと思います。

木内陽介

ー試合の感想
ノーギア主体で練習していて、自力という部分を底上げしていた結果、自己ベスト722.5から740.5と上がったので成長できたのかなという実感はあります。

須田幸哉・髙島皓介

ー試合の総括
須田:自己新記録が出たので最後の集大成としていい結果が残せてよかったです。
髙島:僕も自己ベストが出たので嬉しいです。

ー新チームの雰囲気について
須田:一体感が出てきました。

ー全日本ジュニア団体優勝を収めたことについて
須田・髙島
ま、当たり前ですね。(笑)

ー今年の目標
須田:パワーリフティングとは距離を置いて、ひと段落させて、次はボディビルディングに専念していきたいと思います。

髙島:引き続き自己ベストが出せるようにしていきたいです。今日の自分より、明日の自分です。

 

田村陽

―今大会の総括

自己ベストよりも挙げることが出来なくて悔しいです。

―自分の強み

ベンチプレスは自分の強みだと思っています。

―大学に入学して2ヶ月ほど経ったが高校時代との環境の違いはあるか

大学に入って一般・全日本レベルの先輩たちと一緒に練習をさせてもらって刺激になって、より高い意識の中で練習できていることだと思います。

―今年度の目標

9月にジュニアの世界大会があるので、そこでメダルを取りたいです。

ファルキアブドゥルアズィーズ

―今大会の総括

ケガをして4回目の試合で、前回よりかは出来たかと思います。前回は結構無理して悪化したりしていたので今回は無理せずに出来るところまでやりました。

―スクワットやデッドリフトでのミスが目立ったように思うのですが考えられる原因はあるか

やはり、ケガの影響ですね。デッドリフト3回目の試技を棄権したのも前回無理をしてケガが悪化していたからです。

―ケガはどういったものなのですか

ヘルニアです。やはり重量を増やしていくと痛みます。

―今年度の目標

まずケガをする前の記録を目標に頑張って、それ以上に結果を残せるように頑張ります。

米山隆人

―今大会の総括

気持ちよかったです!

―試技が9回全て成功していたが、練習から調子が良かったのか

いいえ。本当はもっと高重量を狙いたかったのですが練習で何本か失敗して下げた結果として9本取り出来たので、自分のなかではもう少し出来たかなという感じはあります。ただ、その中でも9本取り出来たのは大きな成果だと思います。

―大学から競技を始めて1年で全日本ジュニアに出場できたということになることについて

そうですね。ノーギアの方は去年も出場したのですが、フルギアは今年から始めてここまで持ってくるのにすごく大変でしたが努力すればちゃんと実るスポーツだと思いました。

―髪型をモヒカンにしている意味はあるのか

もともとモヒカンが好きでやっていたのですが、通っているジムに行った時に”ワールドストロンゲストマン”という競技のエディーホールという人に似ていると言われてからこういう髪型にするようになりました。

―今年度の目標

選手としてはチームに貢献できる選手になることで、部員としてセコンドという重要な役割をこなせる人になりたいと思います。

来栖彩

―今大会の総括

今回は階級を上げたので調整とかが全然上手く出来ていなかったです。一番スクワットが心配だったのですが、その一番心配していたスクワットが調子よくて3本取り出来たし自己ベストも更新出来たのでそこは良かったと思います。逆にいつも大会でどうにかなるデッドリフトが130キロまでしか引けなくて、体重が増えたのとその時の体調が良くなく、軽い肉離れを起こしてしまったのでデッドリフトは上手くいかなかったなと思います。次に繋げられればいいなと思います。

―スクワット3回目の時に特に喜んでいたように見えたが改めてどんな気持ちだったか

ベストが更新できて嬉しい気持ちと調整の過程からしてせいぜい、150キロ位かと思っていたのですが、その中でも自分の目標である160キロに近い157.5キロで立てたのでとても嬉しかったです。

―次の大会での意気込み

階級を下げるのでどれだけ上手く調整できるかというのと肉離れしてしまったというのもあるので、様子を見て練習し、記録はあまり求められないと思うのでケガが悪化しないように頑張れればいいと思います。