【パワーリフティング】【パワーリフティング】社会人相手に力戦奮闘!

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全日本パワーリフティング選手権大会 6月16・17日 於・茨城県つくば市市民ホールやたべ

◆結果◆
男子

59㌔級 佐竹優典 優勝 文部科学大臣賞
59㌔級 田村陽 3位
66㌔級 木内陽介 優勝
74㌔級 石川裕士 5位
93㌔級 髙島皓介 8位

女子
57㌔級 来栖彩 棄権

団体準優勝

佐竹優典

今大会の主役はこの男といっていいだろう。佐竹は終始、安定した試技を魅せる。

スクワット245㌔、255㌔、を成功させ迎えた3回目、ジュニア日本新記録265㌔に挑戦するも、惜しくも十分な深さまでスクワットできていなかったために失敗。残り2種目に期待がかかる。

この日のために、佐竹は減量を重ねてきた。彼の身体はまるで大木の幹のよう。拳上時、全身の筋肉が盛り上がる。

最終種目のデッドリフト。225㌔、240㌔を難なく成功させ、最後は258㌔のジュニア日本新記録に挑戦し、成功。これには本人も大興奮。拳を高くつき上げた。

佐竹はトータル688㌔で59㌔級優勝。自身の連覇を3に伸ばし、学生生活最後の全日本パワーを終えた。

木内陽介

木内は出番早々、ひやりとする場面があった。スクワット試技1回目の直前、前選手が審判の誤審により再試技に。主審の誤審に対して客席からは大きな怒号が飛び交った。


(膝に巻く二―ラップ)

二―ラップを巻いて準備していた木内は、誤審により試技開始が遅れてリズムを崩し、最初の試技を落とす。

しかしこれ以降は完璧だった。持ち前の集中力と後半の伸びで他選手を突き放す。


(297.5㌔に挑戦する木内)

最終デッドリフトでは、最優秀選手賞を狙い、297.5㌔に挑戦したが失敗。しかし試合後「まさか上がるとは思わなかった。上がって一番驚いたのは自分」と評価。木内は2位との差を25㌔つけ、見事66㌔級を制覇した。

石川裕士

スクワット時の石川

石川の番になると「石川しっかり~」「石川頑張れ」の声が会場のあちらこちらであがる。期待度の高さがうかがえる。

そんな石川は最初の種目スクワットで235㌔、245㌔を順当に決め、3回目の252.5㌔も成功させた。この試技には満足がいったのか小さくガッツポーズをした。

ベンチプレスでは200㌔、210㌔、215㌔を危なげなく成功させた。試技のここまでの安定性に対しては会場アナウンスから「石川選手、調子いいですね~」と名指しで評価されるほどであった。

試技直前に集中する石川

最終種目であるデッドリフト。ここまでの好調子で9本取りを狙いたいところ。1回目220㌔、2回目235㌔をしっかりと成功させた。しかし、3回目245㌔は失敗に終わってしまう。9本取りは出来なかったものの見事5位入賞となった。

田村陽

苦しみながらもスクワット220㌔を挙げた田村

エース田村の最初の種目スクワットでは200㌔、210㌔を軽く持ち上げていく。3回目220㌔は少し苦しみながらもしっかり決めた。1年生ながらも余裕がうかがえる。

自身が得意とするベンチプレスも170㌔、185㌔、190㌔と3試技全て成功させた。あまりにも軽く決めるのでこちらが本来の重量が分からなくなってしまうほどだ。

試技に集中する田村

 

ここまで着実に決めてきた田村の最終種目デッドリフトは2回目210㌔まではきっちり成功させたが3回目232.5㌔は惜しくも失敗に終わった。しかし、結果は3位。同階級の優勝した佐竹とともに表彰台にのぼった。いつか佐竹の位置に田村がのぼる日が来るのだろうか。注目だ。