【レスリング】【レスリング】藤井が準Ⅴ!藤田が3位!明治杯全日本選抜選手権

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明治杯全日本選抜選手権 6月14〜17日 於・駒沢体育館

 

◆結果◆

男子フリースタイル
61㌔級 藤田雄大(マ4)= 3位
70㌔級 松田健悟(職員)= 2回戦敗退

男子グレコローマンスタイル
55㌔級 難波陽(職員)= 2回戦敗退
63㌔級 大山允長(営4)= 2回戦敗退
82㌔級 藤井達哉(済3)= 準優勝
130㌔級 伊藤匠汰(済4)= 2回戦敗退

女子フリースタイル
50㌔級 加賀田葵夏(マ3)= 2回戦敗退

 

 

〈男子フリースタイル〉

藤田雄大

<写真提供=中大スポーツ新聞部>

2回戦
1回戦シードの藤田は、接戦を制し勝ち上がった菊地(ALSOK)に対して磐石な試合運びを見せる。1Pからバックポイントで得点を重ねると、場外ポイントなども含め7-0と無失点で勝利する。

準決勝
準決勝の相手は昨年度天皇杯王者の小柳(自衛隊)。「序盤で相手を勢いづかせてしまった」と藤田本人も振り返るように、1Pで小柳に連続得点を許し0-6とリードされる。なんとか反撃したい藤田だったが、残り1分でさらにバックを取られ0-8で試合終了。天皇杯に続き3位に終わったが、明治杯では初めて表彰台に上がった。

 

松田健悟

1回戦
初戦は1Pを2-2で折り返す。2Pで場外ポイントを奪われ2-3とリードされるが、残り20秒で相手の足を取り2点を追加。残り時間わずかなところで逆転に成功し、2回戦へとコマを進める。

2回戦
相手はこの大会を優勝することとなる日体大のルーキー基山。松田はさい先よく場外ポイントで先取するも、1Pのうちに逆転され1-3で2Pへ。
お互いが足を取った体勢でもつれ、基山がバックポイントを追加。この一連の組み合いで松田が左足を痛め、試合が一時中断する。なんとか試合は再開したものの、痛めた左足を気にしながらの戦いとなり、動きは鈍い。その後も基山に得点を許し、最終スコア1-9で試合を終えた。

 

〈男子グレコローマンスタイル〉

難波陽

2回戦

1回戦シードの難波は、昨年度天皇杯2回戦で対戦している片桐(拓大)と再び顔を合わせた。天皇杯で負け越している相手に雪辱を晴らしたいところだったが、立て続けにビッグポイントの投げ技を決められる。最後のプレーにチャレンジを申請するが認められず、1分13秒でTフォール負けとなった。

 

大山允長

2回戦
昨年度天皇杯3位の大山は1回戦シードで初戦に臨んだ。相手は今大会優勝することとなる遠藤(日体大)。開始から組み合い、お互いが探り合う時間が続く。1分半に差し掛かるところでパッシブを取られ、グランド状態から試合再開。そこから投げられ5-0とされニアフォールの体勢に追い込まれるが、何とか回避する。しかし、そのままさらに5点の投げ技を決められてしまう。2分6秒でTフォール負けを喫した。

 

藤井達哉

2回戦
1回戦シードで迎えた2回戦、試合は拮抗した展開に。お互い組み合いなかなか技が決められないが、藤井の積極的な攻めからパッシブでポイントを重ね、2-0で勝利する。

準決勝
パーテールポジションから、会場をどよめかせる5点の投げ技を決める。そのままグランドで2点を追加し、1分48秒でテクニカルフォール。快勝で決勝へと駒を進めた。

決勝


<写真提供=早稲田スポーツ新聞会>
身長182cmの大柄な相手に対して「相手の力がすごく強くて、最初は合わせてしまった」と藤井本人も振り返るように、押し負けて立て続けに場外ポイントを奪われる。2分、パッシブを取られグランド状態から試合再開。「グランドの防御が得意ではない」という藤井だが、ここはきっちりと守り切り、さらには場外ポイントで1点を返す。しかし再度場外でポイントを追加され、1-4で試合を折り返す。
2Pは開始からアグレッシブに得点を狙いにいくが、スコアは動かず1-4のまま試合終了。決勝の相手は「びっくりするくらい差がある訳ではなかった」(藤井)だけに悔しい準優勝となったが、初の全日本決勝進出は大きな躍進。次の天皇杯では全日本の頂点を目指す。

 

伊藤匠汰

2回戦
昨年度明治杯3位の伊藤は1回戦シード。2年連続入賞を狙う今大会だが、場外で相手にポイントを先取される。さらにパッシブを取られ、グランド状態からローリングを決められ0-4で2Pへ。続く2P、バックポイントでリードを広げられる。得点がほしい伊藤だったが攻め手を欠き、0-6のまま試合終了となった。

 

〈女子フリースタイル〉

加賀田葵夏

1回戦


序盤からバックポイントをかせぎ4-0で2Pへ。続けてバック、残り1分44秒で相手の足を捕らえて大きく倒し10-0。「自分から点をとるように意識した」と言葉通りの積極的な姿勢でTフォール勝ちとなった。

2回戦


続く2回戦の相手は、昨年末の全日本を制した入江(自衛隊)。強豪相手に「怖がってしまった」という加賀田は開始30秒からバックポイント、そのまま連続ローリングを取られ0-6と大きくリードを奪われてしまう。組み合ってローリングで0-8とされたが、チャレンジ成功で2-8と得点につなげる。その後加賀田も果敢に攻めバックで2ポイント取り返す。しかし入江の勢いは止まらず、さらにバックからローリングを決められ、4-14。57秒を残し、悔しくもTフォール負けとなった。

 

(記事=長尾凜・圷彩那)

 

~以下、選手インタビュー~

 

藤田選手

-準決勝を振り返って
序盤の方で(相手を)だいぶ勢いづかせてしまったというか、大量得点されてしまって、自分と同じくらいの実力の選手だとそこからなかなか点数を取り切れなかったので、今振り返っても最初に点を取らせてしまったのがだめだったのかなという反省がありますね。
-フリー61㌔級は、今回対戦した小柳選手(自衛隊)、昨年度天皇杯準決勝で敗れた有元選手(近大職)の2強のような構図になっているが
今回はほんとに小柳さんを倒せたら優勝できると思っていたので、次の天皇杯では決勝にいって優勝するくらいの気持ちでいきたいです。今2強みたいになっているのでそれを越えたいですね。
-今大会意識したこと
やっぱり気持ちの問題だと思っているので、やるしかないなというか、あんまり深く考えないようにしました。
-今後の意気込み
まず学生なので4年生で最後のインカレがあるので、それに向けて体重調整もあるので、優勝できるように頑張りたいです。

 

藤井選手


<写真提供=早稲田スポーツ新聞会>

-初の全日本決勝の舞台に上がって
いつもと雰囲気違う中の全日本なんですけど、(決勝は)特に違った緊張感の中でできてよかったかなと思ってます。
-決勝戦を振り返って
相手の力がすごく強くて最初合わせてしまって、でも後半相手もバテてきて取れるかなと思ったんですけど取りきれなくて。びっくりするくらい差がある訳ではなかったので、ちょっともったいないことしたなっていうのがあります。今回も優勝は狙えたなと正直思います。
-準決勝では5点技を決めた時の心境は
すごい気持ちよかったですね(笑)
-大会を通じてアグレッシブな攻撃が印象的だったが
ルールが変わって、攻めてないとすぐグランドの不利な体勢から始まってしまうので、できるだけ自分から攻めて点数につなげていきたいというのがありました。あんまりグランドの防御が得意ではないので、特に最初はちゃんとアグレッシブにいこうかなと意識してやっていきました。
-今大会で見えた課題
アグレッシブにはいけるんですけど点数につながらないことが多かったので、最後まで点数取り切るってところをちゃんと詰めれば多分決勝も取れたので、そういうところをちゃんと詰めて練習していきたいなと思います。
-今後の意気込み
次の大会がインカレになるので、とりあえずインカレで優勝できるようにしたいです。学生の大会で優勝しないと意味がないと思うので、ちゃんと優勝できるように頑張っていきたいと思います。

 

 

加賀田選手
-今大会に向けての意気込みは
前回の天皇杯で登坂さん(絵莉/東新住建)に負けてメダルを取ることができなかったので、今回シードもなかったんですけど、上位の選手に勝って自分が上位4人の中に入りたいっていうのはありました。
-1試合目を振り返って
相手が高校生で1回もやったことのない選手だったんですけど、慢心とかではなく次の試合に向けての自分の今日の調子とか試合運びとかを確認できる試合にしたいと思って自分から点をとるように意識して試合していました。
-2回戦で入江選手と対戦して
試合で何回か当たったことや練習でもスパーリングすることもあったんですけど、上手い選手だという意識が自分の中にあったので、その気持ちで怖がって試合しちゃったところはありました。内容としては、自分からもうちょっと仕掛けたり点数を取りにいくような試合をしたほうが次につなげられたのかなって思って、あまりよかったとは言えない内容でしたね。
-試合から得たものは
最初は相手のタックルや攻撃を怖がって遠い距離でレスリングをしていたので、もっと近づいた組手からのやり方もあったんじゃないかなって。できなかったんですけど、次はこう戦ってみようっていう発見にはなったかなと思います。
-強豪の揃う階級での自分の課題は
ずっと自分の中で課題としてあるのは、強い選手にあたった時に失点が多いっていうのと、自分から点数を取りにいく得点能力が上位トップレベルの選手と比べちゃうと劣っていると感じる部分です。そういう細かいところをもっと練習でやっていきたいと思います。
-今後の意気込み
次大きい大会としてインカレがあるので、今自分は学生なのでまずしっかり大学生として優勝して全日本でも勝てるように頑張っていきたいと思います。