【フィギュアスケート】【フィギュアスケート】スケート人生集大成 「幸せな」スケーティング

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第12回東日本学生選手権 11月9~11日 於・東大和スケートセンター

◆結果◆

女子7・8級

佐藤江怜奈(教4) 19位

女子4級

井口しおん(地1) 20位

男子3・4級

渡邉雅也(英3) 2位 全国大会進出!


4年生の佐藤にとっては大学の最後の公式戦になるかもしれないこの東インカレ。「演技前から感極まっていた」という。

 

6分間練習の際、ジャンプでの転倒が見られたが、監督から「練習通りのことしかできないのだから(いつも通りのスケートを)」と声をかけられ臨んだ。

 

冒頭の「最も大きな挑戦」としたトリプルループはミスがあったものの着氷は決めた。

続くダブルアクセル、ダブルフリップ・シングルオイラー・ダブルサルコウのコンビネーションも決める。

 

「ジャンプはこのクラスではあまり上手くない」と自身では言っていたが、ダブルアクセル、ダブルルッツ・ダブルトゥーループも危なげなく成功させる。

後半になっても佐藤の勢いは衰えない。ダブルループ、ダブルフリップも決まり、会場は歓声に湧く。

スケーティングでも魅せる佐藤

ジャンプで戦うことが難しいクラスに属する分、重点的に練習してきたスケーティングで雄大でのびやかな滑りも魅せる。

フィニッシュもしっかり決まった

 

演技終了後、佐藤を待っていたのはほぼノーミスの素晴らしい演技に対する拍手喝采だった。

笑顔で観客に挨拶をする佐藤

 

あと一つ順位を上げれば全国へ進めるという非常に惜しい結果となったが、東インカレ最後の舞台で「感謝」と「スケートが出来る幸せ」を体現した佐藤の表情に悔いはなかった。

「自分とは違って控えめだが、冷静にみんなを見ることができる。憧れの主将」である室賀主将の隣で「今日のスケーティングは100点満点。これ以上出来ないんじゃないかと思うくらいやり切れた。」と晴れ晴れしい笑顔で振り返った。

スケートを始めて16年。まさに集大成のスケーティングだった。

笑顔で青学大フィギュアスケート部の部員達と写真に納まる佐藤

 

(嶋瑞希)

~以下、選手インタビュー~

―試合を振り返って

技術的なものはパーフェクトではなかったのですが、演技としては今までの人生で一番、良かったのではないかと思います!

終わってから「良かったなあ」とかではなく、「幸せだったなあ」と思ったのは初めてのことでした。

技のことだけではなく、小学生1年生の時から長い間スケートをやってきて、これまでのスケートをやってきた思いとかを噛みしめながら、そしてたくさんの応援の声や応援してくださっている方々の顔を見ながら滑っていました。周りを見ながら気持ちよくスケートが出来ました。

 

―本番前に監督と話した内容について

「最後の年だ!」と感極まっていたので何を言われたかはあまり覚えていないのですが、「練習通りのことしかできないのだから」という言葉を頂いたので、いつも通り、落ち着いてスケートをしようと思いました。

―練習で特に気を付けていた点

冒頭の3回転ジャンプ(今回は少しミスがあった)が自分の中で一番挑戦するジャンプだったのでそこは特に練習しました。

後はスケーティングやステップの面とかに重点を置いて練習しました。

前までは「技が出来ればそれでいい」と思っていたのですが、技は運と言うかやはりできない時とできる時があり、それで失敗して「演技が残念だったな」とへこむのはもったいないと思っているので、「よい踊り、よい滑り」というのを意識して練習してきました。

―最後の東インカレに対する特別な思いはあるか

1・2年生の時は今より一つ下のクラスに出場していて優勝したりインカレに出ることが出来たりしていたのですが、3年生の時に一つ上のクラスに挑戦したらやはり実力が及ばなくて難しい戦いを強いられ、つらい時期もあったのですがそれもよい経験だなと思えるようにスケートしようと思いました。なので最後だという特別な思いはありました。

―スケート人生一区切りとしての思い

インカレには出場できなくても「あれが出来たら、これが出来たら…」みたいなタラレバだったりとかやり残してしまったなという悔いはないです。一区切りという意味では満足しています。