【パワーリフティング】【パワーリフティング】新生パワー部 快調な滑り出し

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第106回関東学生選手権 12月1・2日 於・東京大学駒場キャンパストレーニング体育館

◆結果◆

男子

59㌔級 田村陽(総1) 2位
59㌔級 須田幸哉 (法4)
59㌔級 ファルキアブドゥルアズィーズ(総2) 4位

66㌔級 小野寺役(総2) 8位

74㌔級 石川裕士 優勝
74㌔級 田中啓左 3位

83㌔級 米山隆人(済2) 5位
83㌔級 髙島皓介(総3) 7位
83㌔級 藤本貴也(済3) 12位
83㌔級 蘆田量(地4) 13位

女子

52㌔級 植村茉由 優勝
57㌔級 来栖彩 優勝 女子新人賞 女子最優秀選手賞

 

団体優勝


”最強のふたり”である佐竹優典(総4)前主将と木内陽介(社情4)がアジア選手権の調整のため、出場しない中で前回覇者の意地を見せることができるのか。

 

蘆田量

この大会が引退試合となる蘆田。

スクワット第1試技、デッドリフト最終第3試技は失敗してしまうがベンチプレスは耐えて全て成功。

この引退試合でスクワットは122.5㌔から135㌔、ベンチプレス90㌔から102.5㌔とベスト更新を果たした。

「大学2年生から競技を始めたのでもう少し続けたかった」と本人は心残りもあるようだが、引退試合の今大会で自己ベストを更新出来たことは自身でも評価した。

須田幸哉

大会後、自身の状態を「良かった」と振り返る須田は、この日スクワットとベンチプレスの自己ベストを更新した。4年生の須田は今大会が最後の公式戦。「試合前は(最後の大会ということに)意識していなかったが、終わってみれば悲しい」と語り、普段はふざけキャラで明るい須田の表情からは感慨深さが感じられた。

石川裕士主将

新しく青学大パワーリフティング部主将となった石川主将。調整の段階から非常に調子が良く、好記録が期待されていた。しかし、序盤のスクワット、ベンチプレスで東農大の八巻にリードを許し、終始追う展開に。逆転がかかる最終デッドリフトではまさかの2試技連続失敗。もうミスは許されないかつ、2回目よりも7.5㌔増量した242.5㌔を拳上しないと優勝はできない、というプレッシャーが第3試技にかかる。しかし新主将。ここで全てをはねのけ見事成功。無事、男子74㌔級で優勝し、団体戦優勝にも貢献した。


(試合を観戦する田村選手(右)と佐竹選手(左))

ファルキアブドゥルアズィーズ

 

「重量は上がったが、順位が前回より下がってしまった」と3位で試合を終えたファルキ。ケガは付き物であるパワーリフティング。ファルキ自身も古傷に悩まされる日々を送っていたが、次第に調子のよかったケガ前の記録に戻りつつあるという。次回は順位も試合内容も伴う結果を期待したい。

 

藤本貴史

「ずっと筋トレをするのにハマっていて何か形にしたかった」と3年生になった今年度、パワーリフティング部に入部し、新たなスタートを切った藤本。

「初めてなので深さだけは細心の注意を払った」とするスクワットは順当に135㌔まで決めた。デッドリフトは最終試技175㌔は失敗したものの、ベンチも全試技を成功させた。デビュー戦としては十分な結果に思えるが「思った記録がでなかった、調整がうまくいかなかった」と悔しい表情を浮かべた。次回こそ入賞の目標を果たしてほしい。

小野寺役

こちらもデビュー戦となった小野寺。フィジークに興味があって入部を決めたため、基本的にはボディメイキングの練習をしているという。初めての試合だったため、上手く要領がつかめず、「全然駄目だった」と素直に自身のデビュー戦を振り返った。それでもサポートに佐竹前主将がついていたことはとても心強かったという。

今後は今大会出場のためにしていなかった肉体作りの練習に励むという。本学パワーリフティング部のフィジーク部門として第一線で活躍してほしい。

田村陽

「今回はベンチプレス以外は計画していた通りにできたので、できのいい試合となりました」と今大会を振り返った田村は安定した試技を繰り広げた。唯一の失敗は自身も挙げた、ベンチプレスの3回目120㌔のみ。しかし田村を上回ったのが東大の久恒。青学大のクールなエース・木内も認める努力家は、今大会スクワット190㌔とデッドリフト240㌔拳上を成功させ全日本学生記録を二つも樹立し圧巻優勝。これに食らいつけなかった田村は準優勝に終わった。

来栖彩

 

今回は減量に力を入れ、57㌔を切った状態で出場した来栖。全種目の最終試技を落とし、以前から課題に挙げていたベンチで結果が出ず、「記録的には納得のいく結果ではなかった」と振り返ったが、57㌔級優勝・女子新人賞・女子最優秀選手賞と賞を総ナメし、関東学生パワー界の女王に。今回、ライバルの早大の選手と戦うことが出来なかったことが心残りだったとのことで、頂上決戦にも今後注目だ。

今大会の賞状を全て並べて笑顔の来栖

 

 

髙島皓介

夏休みを利用して2ヶ月間アメリカに行っていたが食事が合わず、8㌔ほど体重が落ちてしまったため、一つ階級を落としての出場となった。

階級変更に加え、極寒の体育館での今大会は髙島にとって復帰戦としては厳しすぎるものだった。

スクワットは全て成功させたものの、ベンチプレス・デッドリフトはどちらも最終試技を落としてしまい、練習不足があらわれる結果となった。「切実に表彰台に戻りたい」と次回大会への意欲を示した。

カメラに気づき、笑顔で写真に収まる髙島(右)

 

米山隆人

「腰のケガがあったにしてもまだやるべきことがあった」と本人も評すように、今大会は厳しい結果となった。スクワットは第2試技しか決めることが出来ず、力を入れていたベンチプレスも最終試技を失敗してしまう。デッドリフトは全て成功させたものの、ベスト更新とはならなかった。結果は5位入賞。青学大の優勝に貢献はしたものの本来の勢いはなかった。

仲間と会話を交わす米山

フルギアにハマっているという米山。まずは、2月下旬に行われるフルギアの大会(ウエスト・トーキョー)に向けて本来の勢いを取り戻して欲しい。

 

田中啓左

試合後、「初めての表彰台で嬉しかった」と素直に喜びをあらわにした。

思えば、今シーズンは腰のケガで自分の思い通りに練習や大会に参加できない田中にとっては苦難のシーズンだった。

田中は大会の大会運営も担当しながらの参加となったが、その疲労とケガの影響を感じさせずベンチプレスでは見事ベスト更新。ケガから復活した田中の今後の活躍から目が離せない。

優勝した石川主将と初の表彰台となった田中’(右)

植村茉由

今回、意外にも初めて優勝することが出来た植村。「この大会は優勝が一番狙える大会なので優勝は狙っていた」と狙い通りに表彰台の1番高い所に満面の笑みで上った。

自己ベスト更新と全試技成功を収め、内容的にもまさに文句無しの結果となった。今大会での結果は貪欲に高順位を目指してきた植村の姿勢が実った結果と言えよう。

次回は女子最優秀選手賞を取った植村の笑顔が見たいところだ。