【レスリング】【レスリング】松田コーチが初優勝!澤田は悔しい銀メダル…全日本社会人選手権

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全日本社会人選手権 7月6,7日 於・和光市総合体育館

◆結果◆
フリー70㌔級 松田健悟(コーチ) 優勝
女子50㌔級  澤田千優(総4)  準優勝

 

 

和光市総合体育館では、この大会の前に世界選手権代表選考プレーオフが行われていた。
日本の頂上決戦にふさわしい激戦の数々が繰り広げられ、会場の熱気が冷めやらぬ中で今大会が幕を開けた。
青学大からは2選手が出場。優勝と準優勝を飾った。

 

 

昨年度は準決勝で敗れ、3位に終わった松田。フリー70㌔級の頂点を目指して戦った。

準々決勝、準決勝はどちらも第1Pのうちに10点を先取し勝利。力を見せつけ、満を持して決勝へと向かった。

決勝も同じような展開になると予想されたが一転、拮抗した時間が続く。
先に仕掛けた松田だが、カウンターを狙っていた相手にコントロールされ、今大会初めて失点する。
4点ビハインドで試合を折り返したが、「逆転は絶対できると思っていた」。
その言葉通り、試合時間残り1分でタックルを決めると、そのままローリングで一気に逆転。
貫禄を見せ、この大会で初めてとなる金メダルを手にした。

 

 

昨年度この階級を制し2年連続優勝を狙う澤田は、準々決勝からの登場となった。


初戦でいきなり4点の投げを決めると、そのまま押さえ込みわずか45秒でフォール勝ち。
準決勝もTフォールで相手を下し、順当に決勝へ。

決勝の相手は、公式戦で一度も勝ったことがないという五十嵐(NSSU KASHIWA)。
澤田は、前半の組み立てについては「攻めすぎず、相手の様子を見るということができていた」と話す。
しかしなかなか攻撃の糸口が見つけられず、逆にポイントを重ねられる。
「もう一歩踏み込んでポイントを取るということができなかった」と澤田。
無得点のままTフォール負けを喫し、大会連覇とはならなかった。

 

 

また、青学大OBも活躍を見せた。
グレコ60㌔級 大山允長、グレコ130㌔級 河野隆太が優勝。大山はグレコの敢闘賞にも選ばれた。

出場選手が少ないながらも結果を残した青学大。
来月には学生王者を決めるインカレが迫っている。
個人競技ではあるが、チーム一丸となって上を目指す。

(文・写真=長尾凜)

 

~以下、選手インタビュー~

松田コーチ

-大会を振り返って
結果はこれ以上のものはないので、選抜(明治杯)が終わってから目標にしていたことは達成できたんですけど、決勝の内容がリードされる展開だったので、そこは反省点として残っている部分はあります。とりあえず優勝はできてほっとしています。
-決勝では守りに徹する相手に苦しんだが
(相手は)攻める気はなかったと思うんですよ。100%カウンターを狙ってるなというのは読めてたんですけど、そこでびびってタックルに入らないというのは、学生も見ていましたけど、そうじゃないんだよと。攻め続ければ取れるんだよというのを見せたかったので。ただカウンターの反応が遅かったので、それも警戒しつつ攻める意識を持ってやっておけばまた展開は違ったのかなと思います。取られても焦ることはなく、どんどんプレッシャーをかければ絶対にチャンスは来ると思っていたので、それを詰め切れたのはよかったと思います。
(4点のビハインドで試合を折り返したが、勝算はあったか?)そうですね。いつも良くも悪くも尻上がりに伸びていくタイプなので、悪く言うとスロースタートなんですけど、逆転は絶対できると思っていました。あとは自分のタックルからのアンクルホールドはどんな相手でもかけられると思うくらい自信があるので、一度決まってしまえばテクニカル(Tフォール)に持っていける自信もあったので「後半勝負するか」くらいの気持ちで、焦りはなかったですね。
-準決勝までをTフォールで勝ち進んだ要因は
組手で動かして、練習通りの動きでできました。寝技も、ローリングもアンクルも全て練習でやってきてることが出せたので、いつも通りの動きができたことが勝因だと思います。
-今後に向けて
全日本社会人オープン選手権の出場については、今は保留です。もしかしたら今回の試合で代表に選ばれて海外遠征に行く可能性もあります。あとは(今年度10月に行われる)世界選手権でフリー65㌔級がメダルを取って来なければ、普段体重が全然ないので、オリンピック階級で最後天皇杯挑戦しようかなというのも考えています。天皇杯は出ますけど、階級については検討中です。

澤田選手

-大会を振り返って
初日の2試合は反省する面が多くて、簡単にタックルに入らせてしまったり、自分の練習する形の組手ができていなかったとか反省があったんですけど、今日(の決勝)は組手を意識してやろうと思いました。前半の組み立ては攻めすぎず相手の様子を見るというのができてたんですけど、その中で自分がもう一歩踏み込んでポイントを取るってことができなくて、松田コーチからも指導があったんですけど、自分の距離感ではなくて相手の距離感にしてしまったという反省点があります。
今回は反省点が多かった、課題が見つかる大会でした。
-決勝について
相手は正面タックルがすごくうまい選手で、それに対応し切れなくて、それで相手にいいところを出させてしまったので、そこがだめなポイントだったかなと思います。
-準決勝までは順当に勝ち上がったが
(相手の選手は)学年が下で年下なので、試合数などの経験値という部分では自分は負けなかった、体格とか力の差があったから勝てたと思います。やったことがなかったからどうなるかわからなかったんですけど、その中でも上位の人、全日本クラスの人とやった時に
きのうの2試合は自分のミスしたところも補えるような相手。でもトップレベルになってくると自分のミスも補えないような、どんどんポイントが加算されてしまうと思うので、そういうところで格上の選手とやると差が出てしまうのがそこが実力の差だと思います。
-今後へ向けて
今回の大会で見つかった課題、組手であったり日頃の積み重ねがうまくいい結果が出てないので、そこをもう少し密に練習して、ミスをなるべく少なくして自分のいいところを出せるように練習していきたいです。