【コラム】【硬式野球】春季ケガ離脱から… 山本龍河復活弾

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

まさに打った瞬間の当たりだった。1点ビハインドで迎えた4回裏、山本龍河の放った打球は快音を残して、ライトスタンドへ飛びこむツーランホームラン。甘く入った直球を逃さず、「(打った瞬間)行ったと思いました」と一振りで試合をひっくり返してみせた。

打った瞬間本塁打を確信する山本龍河

復活を印象付ける一発だった。山本は春季リーグ日大戦の第1戦で肩を脱臼し、その後の試合から戦線離脱を余儀なくされた。脱臼はこれまでも何度かあったが、「今回は痛かったですね。担当医からは手術も打診されました」と怪我を振り返る。リーグ戦の佳境で怪我をして、試合に出られない辛い日々が続いた。それでも「今の仲間と野球ができるのはこの秋が最後」という思いが山本を奮い立たせた。懸命にリハビリに励み、約2ヶ月で戦線に復帰した。「まだ少し痛みはある。でもプレーに支障はない」ということを、今日の一発で証明した。

夏季OP戦では「自分はチャンスで回ってくる。一発もそうだがここぞの一本を大事にしたい」と勝負強さを意識している。今秋の1部復帰へ、欠かせない男が帰ってきた。(海野大輔)