【レスリング】【レスリング】インカレ前半 成國が2年ぶりの優勝!好成績で折り返す

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全日本学生レスリング選手権 8月20~23日 於・駒沢体育館

◆結果◆
男子フリースタイル
61㌔級
土屋佑斗(総3)ベスト16
掛川泰史(総1)2回戦
吉川貴紘(済3)2回戦

65㌔級
掛川修平(営3)1回戦

70㌔級
下出倭士(総2)2回戦

74㌔級
成國大志(営4)優勝、男子フリースタイル・敢闘賞
三木雄平(済3)第3位

女子
50㌔級
澤田千優(総4)準優勝
加賀田葵夏(マ4)第3位
永尾さくら(済2)2回戦

65㌔級
木村夕貴(済4)第3位
荒井香帆(社3)2回戦


8月20日、4日間かけて行われる全日本選手権(インカレ)が開幕。学生王者をかけ、熱い戦いが繰り広げられた。前半2日間を終えて、早くもフリースタイルと女子の部の王者が誕生。青学大からはフリースタイル74㌔級、成國大志の優勝をはじめ、5名が表彰台にあがった。また成國は男子フリースタイル・敢闘賞にも輝いた。

男子フリースタイル
やはり注目すべきは成國だった。初戦から3回戦まで、相手に隙を与えない強さでTフォール勝ち。そして向かえた準々決勝は本人も山場だったと語る日体大・三輪との一戦だった。有利な体勢となってもうまくかわされ、簡単には得点できない。何度もしかけ、着実に2ポイントを重ねた。1ピリオドを5-0で折り返し、後半も攻めの姿勢は変わらない。残り一分を切り、三輪が足をつかみにくるが冷静にさばいた。終わってみれば9-0の快勝。序盤から試合を自分のものにした成國に軍配が上がった。

準々決勝と決勝はまさに圧勝。どちらも一分足らずで決着をつけた。決勝では相手選手をかつぎあげて投げるなど会場がどよめくほどの試合をみせた。
2年ぶり3度目の優勝となった成國は、レスリングの楽しさとともに優勝の喜びをかみしめていた。

圧巻の試合運びをした成國

同じく74㌔級に出場した三木も第3位に輝いた。
3回戦では1ピリオドで積極的な攻めと終始かけ続けたプレッシャーが効いた。後半は相手に左足をとられ、バランスを崩す場面が何度かあったが耐え抜き4-0で勝利。試合後は安どの表情を浮かべた。次戦も互角の戦いを勝ち抜いたが、準決勝で悔しくもフォール負けを喫した。

3位入賞を果たした三木

61㌔級には吉川、掛川、土屋の3名が出場。序盤はフォールやTフォールで勝利し快調にみえたが土屋の4回戦止まりとなった。

4回戦までコマを進めた土屋

女子
2日目に全試合を行った女子は4年生の活躍が光った。

女子50キロ級の決勝では澤田、加賀田の同門対決があるかと思われた。加賀田は3回戦で開始1分にグラウンドに持ち込むと、畳みかけるように連続得点。わずか1分半でフォール勝ちを収めた。このまま決勝までの道は整っているかのように思われたが、準決勝で至学館大・吉本に敗れた。先制ポイントを許すもバックポイントで取り返し振出しに戻す。しかし、第2ピリオドで再びバックをとられ、2-4とリードされる。追う展開を得意とする加賀田は冷静に攻め続けたが、逆転はかなわなかった。

ローリングで連続ポイントを取る加賀田

加賀田の思いを受け継いだのは、反対側の山を勝ち上がった澤田。決勝まではTフォールやフォール勝ちを収めた。そして迎えた決勝は、今大会初めてのリードされる展開。しかし、「焦る気持ちは全くなくて、とりあえず大差にならないように隙があれば取りに行きたいなと思っていました」と落ち着いていた。第2ピリオドに入り、攻められたところをうまくかわして自らの得点につなげる。2-2の同点になり、流れを引き寄せたいところだったが、ローリングで再び失点。ラスト30秒の猛攻も及ばず、優勝を逃した。
加賀田を封じた相手に雪辱を晴らしたいところだったが、「力及ばずで悔しかった」と唇をかんだ。

悔しい準優勝となった澤田

65㌔級の木村は2回戦からの出場。身長の高さを武器にプレッシャーをかけ、2ポイントを重ねた。Tフォールとはならなかったが、8-0の大差をつけて勝利した。準決勝は第2ピリオドから点数が動き出す。開始早々バックをとられ、巻き返しを図るも再び失点。最後までしかけきれず、最後のインカレを第3位で終えた。

グラウンドで技をしかける木村

入賞者5名は12月に行われる天皇杯全日本選手権の出場権を獲得。大舞台への確かな一歩を踏み出した。グレコローマンスタイルへの流れを生む好成績で、インカレ前半戦を締めくくった。

入賞に笑顔をみせる選手たち

(記事=下地早穂子)


~以下、選手インタビュー~

成國選手

―優勝おめでとうございます
この1年8か月間試合に出られなかったので、その悔しかった思いをぶつけられて良かったと思います。

―今大会にかける思い
素直にレスリングを楽しめたことは本当に良かったかなと思います。試合も本当に楽しかったですし、この気持ちを忘れずにやっていきます。

―全試合余裕があるようにみえましたが
準々決勝の相手が全日本3位の選手だったので、そこが今大会1番の山かなと思っていました。結果的に完封して勝てたので、自分のやってきたことが間違ってなかったんだなと思いました。準々決勝で勝てた時が一番うれしかったです。

澤田選手

ー悔しい準優勝となったが大会を振り返って
組み合わせを見たときに順当に勝てば(同期同門の)葵夏ちゃんと私(の決勝)だったんですけど、吉元選手も強かったので思ってたのと違う決勝になってしまったのですが、その分も勝ちたいなと思ったけど、力及ばずで悔しかったです。

ー決勝は2-4の惜敗だったが
最初のリードをされて折り返した時はまだ焦る気持ちは全くなくて、とりあえず大差にならないように隙があれば取りに行きたいなと思っていました。でも2-2になって止まったのではなく、2-2になって流れの中で点数が加算されてしまったのが悔しいです。残りの30秒は取りに行かないとと思って攻めたんですけど、ラスト投げとか行けたらなと思ったんですけど掴めなくて、そのまま逃げられてしまった感じでした。

ー次の大会となる全日本女子オープン選手権への意気込み
学生での大会が限られてくるので、インカレもそうなんですけど女子オープンも最後の女子オープンと思って、出来ることはしっかりとやって練習でやっていることをしっかりと出して、悔いの残らないような学生生活のラストにしたいです。